東京工業大学     
資源化学研究所    
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大学院総合理工学研究科
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2013年 の ニュース

 貴志君 安君 博士論文発表会 (12月26日)

 


 今年は珍しく、年内に2人の博士論文発表会を行いました。午前10時から貴志礼文君が「アントラセン環を有する金属架橋カプセルの構築と分子内包能」について、午後1時から安祐輔君が「フォトレドックス触媒によるオレフィン類の新規なラジカル的官能基化法に関する研究」について発表しました。約50分の発表後、審査員による約30分の質疑応答があり、無事に第一審査を通過しました。2人ともとても良い発表で、審査員から高く評価して頂きました。夕方からは発表のお疲れ様会&忘年会を行いました。今回は杉本歌穂さん(M1)が幹事となり、海外に居た卒業生も参加して下さり、とても楽しい会となりました。翌日はみんなで研究室の大掃除をして、冬休み入りです。良いお年を!

 Hsiu-Fu Hsu教授 講演会 (11月20日)

 


 台湾の淡江大学(Tamkang University)のHsiu-Fu Hsu教授を非常勤講師としてご招待して、講演会「Modulating Molecular Packing Patterns of Planar Compounds」を開催しました。液晶性を示すパネル状の分子を使った集合構造制御について、ご講演下さいました。また、講演会の前後で学生との個別Disucussionも行いました。残念ながら、今年8月に台湾訪問した時のような熱烈歓迎の"倍返し"は出来ませんでしたが、今回の訪問をHsu教授もとても楽しんでくれました。

 ポスター 講演会後

 Yann Ferrand 博士 ミニ講演会 (11月14日)

 


 フランス ボルドー大学 Ivan HucグループのYann Ferrand博士を招待してミニ講演会を開催しました。今回、奥さんの国際会議参加に合わせて来日し、学生との研究討論と講演「Helical Foldamers: Highly Modular Scaffolds for Molecular Recognition」を行いました。夕食は吉沢グループのメンバーで接待しました。

 ポスター 講演会後

 山科君 化学フェスタ 最優秀ポスター賞 受賞 (11月12日) 

 


 山科雅裕君(D1)が、第3回CSJ化学フェスタ2013(タワーホール船堀; 10月21-23日)で最優秀ポスター発表賞(943件の発表の中から11 件のみ)を受賞しました。発表題目は「アントラセン環を有する金属架橋カプセルによるラジカル重合開始剤の安定化」です。最優秀賞の受賞は、当研究室で初めてです。

 鈴木・高尾研 川口研 交流戦 (11月11日)

 


 鈴木・高尾研と川口研との野球の交流戦を砧公園で行いました。接戦で当研究室が勝ちました。

 専攻野球(環境杯) 予選通過 (10月29日)

 


 専攻内の研究室対抗の野球大会(環境杯)で、2年連続で予選リーグを通過し、横浜スタジアムでの決勝戦に進出することが決まりました。エースの宮澤和己君(M2)を中心に、新M1のメンバーも力を発揮しました。決勝戦もベストを尽しましょう!

 7月11日 15 - 0 vs. 吉田・山田研
 10月29日 2 - 1 vs. 馬場・本倉研
 (不戦勝 vs. 山元・成毛研)

 1試合目 2試合目

 Mark MacLachlan教授 講演会 (10月18日)

 


 Mark MacLachlan教授(University of British Columbia, Canada)をご招待して、生命理工の上野研と合同で講演会を開催しました。講演は「Supramolecular Origami: Transforming Paper into Twisted Structures」と題し、セルロース結晶の自己組織化を利用したカラフルな材料の開発について、丁寧に紹介して下さいました。講演後は、研究室の学生との個別ディスカッションも行いました。

 ポスター 講演会後

 近藤君・鈴木君 日本学術振興会 特別研究員 採用 (10月17日) 

 


 近藤 圭君(D2)と鈴木 輝君(D1)が、日本学術振興会の特別研究員に採用されました。おめでとう!! 近藤君の研究課題は「生体分子複合化による光機能性の芳香環ミセルの開発」、鈴木君の研究課題は「両親媒性芳香環ナノテープの自己集合と蛍光性センシング材料の開発」です。今後の2人の更なる活躍を期待しています。

 研究室旅行 山梨 (10月13,14日)

 


 10月13,14日に研究室旅行で山梨に行って来ました。1日目は、昇仙峡でほうとうの手打ち体験と散策後、シャトー勝沼でワイン試飲と買物をして、石和温泉のホテル甲斐路に宿泊しました。2日目は、桔梗屋の信玄もち工場を見学後、ぶどう狩り(種なし巨峰40分食べ放題)とBBQ後、富士吉田の道の駅に寄って帰って来ました。天気に恵まれ、研究室のみんなでのんびり楽しい旅行となりました。今回の旅行係の岡澤佑允君(M1)と神山美穂さん(M1)、事前の予約から旅行内容のプレゼン、そして2日間の進行まで、どうも有難う。

 ほうとう 昇仙峡  シャトー ぶどう狩り 

 安君 フッ素化学討論会 最優秀ポスター賞 受賞 (10月4日)

 


 安 祐輔君(D3)が、第36回フッ素化学討論会(つくば国際会議場;10月3,4日)で最優秀ポスター賞(1名のみ)を受賞しました。発表題目は「フォトレドックス触媒によるアルケニルトリフルオロボレート塩の立体選択的トリフルオロメチル化反応」です。当研究室で初受賞です!

 賞状&ポスター

 小池助教 内藤記念科学振興財団 研究助成 採用 (10月1日)

 


 小池隆司助教が、内藤記念科学振興財団の研究助成に採用されました! 研究題目は「創薬を指向した新型フルオロアルキル化試薬及び新反応の開発」で、光触媒を利用したフルオロアルキル化の新手法の開発に挑戦します。

 Ahmedova博士と李博士 送別会 (9月28日)

 


 ソフィア大学のAnife Ahmedova博士と李稚鴎博士研究員の送別会を行いました。Ahmedova博士は松前国際友好財団の支援(受入研究者:穐田教授)で半年間、李博士は最先端・次世代研究開発の支援(研究代表者:吉沢准教授)で1年半、当研究室で研究活動を行いました。レク係の杉本歌穂さん(M1)が中心となり、研究室から2人に色紙と素敵な記念品をプレゼントしました。お2人の今後の更なる活躍を応援しています。また今回は、来年度の新メンバーにも参加してもらい、院試の合格祝いもしました。

 1次会後

 村田博士 海外から近況報告 (9月26日)

 


 海外で研究中の村田慧博士から、写真付きで嬉しい近況報告が届きました!

穐田・吉沢研の皆さま
 皆さまお元気でいらっしゃいますか? こちらに着いてからまもなく5か月となり、初めはてんやわんやだった新しい研究生活にも大分馴染めてきたところです。こちらは要塞や教会などの歴史的建造物と現代的な建物とが共存し、緑豊かで素敵な街です。
 私は現在、メタラサイクルの反応と物性に関わる研究に取り組んでいます。初めはこれまでと異なる実験スタイルや装置に戸惑うことも多かったのですが、今ではすっかりグローブボックスの住人と化し日々ごそごそ(!?)と 実験しています。メンバーはとても国際色豊かで、週末には ビールを飲んだりBBQをしながらお互いの国やケミストリーについて 語らったりして、楽しい時間を過ごしています。
 皆さまにお会いできる日を楽しみにしています。 そして博論・修論・卒論を控えた方々をはじめ、 研究室の皆さまのご活躍を海外からお祈りしています!

 吉沢准教授 「顔 東工大の研究者たち」で紹介 (9月13日)

 


 本学のホームページ「顔 東工大の研究者たち」の欄の5人目で、吉沢道人准教授が紹介されました。これまでの研究歴や最新の研究成果が分かり易く紹介されています。詳細

 HPのトップページ

 山科君 基礎有機化学討論会 ポスター賞受賞 (9月7日)

 


 山科雅裕君(D1)が、第24回基礎有機化学討論会(学習院大学 目白キャンパス;9月5-7日)でポスター賞を受賞しました。発表題目は「アントラセン環を有する金属架橋カプセル:ラジカル開始剤の内包効果」で、当研究室で開発した金属架橋カプセルの新たな機能を開発しました。おめでとう!

 賞状&ポスター

 戸山高等学校 出張講義 (8月30日)

 


 吉沢道人准教授が都立戸山高等学校のSSHクラスで「超分子化学:新しい分子フラスコの開発」に関する出張講義を行いました。身の回りの分子フラスコから、当研究室で開発した最新のものまで、分子模型を使い、生徒一人一人に質問しながら約2時間の講義を行いました。難しい質問にもしっかり答え、また、講義後には沢山の質問がありました。今後がとても楽しみな生徒さんたちでした。次回は、東工大でお会いしましょう!

 講義&分子模型

 諸岡良彦 名誉教授 月刊化学で紹介 (8月19日)

 


 本学の名誉教授で、1999年まで当研究室の教授としてご指導下さいました諸岡良彦先生の記事「酸素分子の活性化とその応用 -触媒反応から生命科学まで-」が、月刊化学(9月号, p.25-31)に掲載されました。諸岡先生の学生の頃から、固体酸化触媒、そして酸素錯体のご研究の話まで、裏話も含めて分かり易く紹介されています。是非、ご一読を。また、同雑誌の最新のトピックスの欄に、小池隆司助教と穐田宗隆教授の記事「スポットライトを浴びる酸化還元反応」も掲載されています!

 2グループ合同セミナー@台湾 (8月1-2日)

 


 7月28日から8月1日まで、台湾で開催された新芳香族化学国際会議(ISNA-15)に参加した後、淡水大学(Tamkang Univ.)に移動して、Hsiu-Fu Hsu教授と吉沢准教授の2グループ合同セミナーを行いました。8月1日の午後はMITのTim Swager教授の講演会、夕方の懇親会ではHsu教授から台湾料理をご馳走になり、その後、淡水海岸を散策しました。8月2日は早朝から、吉沢グループから5件(萩原君・李さん・矢崎君・近藤君・鈴木君)とHsuグループから2件の学生による研究発表と討論を行いました。その後、2グループでソフトボールを行い、台湾芸術大学で昼食を取ってから帰国しました。
 Hsu教授およびその学生の皆さんには、初日の空港でのお迎えから最終日の見送りまで親切に接して下さり、とても楽しい台湾滞在となりました。どうも有難うございました。参加メンバー一同、心から御礼申し上げます。

 合同セミナー後 キャンパス見学 炎天下でソフトボール1

(追伸1)帰国後すぐ、Hsu教授との共同研究論文がJACS誌に受理されました!
(追伸2)東工大クロニクルに、合同セミナーの記事が掲載されました。記事

 安君 Grubbs教授と個別ディスカッション (7月29日)

 


 2005年にノーベル化学賞を受賞されたRobert H. Grubbs教授の講演会(東京工業大学 くらまえホール)がありました。講演は「ノーベル化学賞と触媒」という題目で、オレフィンメタセシスの基礎や最近の研究成果についてご紹介くださいました。その後、当研究室の安祐輔君(D3)が、Grubbs 教授と個別ディスカッションする機会を頂きました(選抜された学生5名のみ)。最近のフォトレドックス触媒について説明し、Grubbs 教授から色々なアドバイスを頂き、貴重な経験となりました。

 Grubbs教授と安君

 卒業生から お中元 (7月18日)

 


 今年も卒業生の方から沢山のお中元をいただきました。乾いた喉を潤してくれるビールや健康を考えての果物ジュース、実験等で頭が疲れている時は格別に美味しいお菓子やケーキ、そして産地直送の新鮮なさくらんぼや桃など、みんなで仲良く?時には奪い合いながら?いただきました。いつもあたたかいお心遣いをくださりありがとうございます。酷暑が続いていますが、暑さに負けず皆元気で今年の夏を乗り切ろうと思います!夏休みの帰省などの際は是非、研究室にお立ち寄り下さい。お待ちしています。

 

 留学&院試 壮行会 (7月13日)

 


 貴志礼文君(D3)が、来週から英国ケンブリッジ大学に短期留学(3ヶ月)するため、研究室のみんなで壮行会を行いました。暫く、日本のビールやお酒とは離れるので、飲み溜め?をしました。留学に向けて後輩から、貴志君に刀型の傘のプレゼントがありました。研究室の代表として、頑張って来て下さい。また、8月の大学院入試のための壮行会も行いました。私達の研究室を希望する受験生のみなさん、最後まで頑張って下さい!嬉しい報告をお待ちしています。

 豊田真司教授 講演会 (7月12日)

 


 岡山理科大学の豊田真司教授を非常勤講師としてご招待して講演会を開催しました。豊田先生は近年、アントラセンとアセチレンを組み合わしたユニークな環状構造体を数多く合成しています。今回のご講演では、先生の研究の始まりから最新の研究成果まで、丁寧に紹介して下さいました。また、講演会前後に、学生との個別ディスカッションにも沢山の時間を割いて下さりました。どうも有難うございました。今後もアントラセン研究の大先輩として、ご指導ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願い致します。

 ポスター 講演会後

 専攻野球 開幕 (7月11日)

 


 専攻野球(環境杯)が開幕しました。例年より2ヶ月ほど遅れた猛暑日(35℃?)に、新メンバーで初戦を突破しました。今後も暑い中での試合が続きますが、体調に注意しながら、ベストを尽しましょう。

 最近の総説 Popular Contentに選出 (7月1日)

 


 小池隆司助教と穐田宗隆教授の総説「Photochromic Organometallics: Redox-Active Iron and Ruthenium Complexes with Photochromic DTE Ligand」が、New Frontiers in Photochromism (Springer)の"popular content within this publication"に選出されました! 詳細

 鈴木・高尾研 川口研 交流戦 (6月20日)

 


 恒例(半期に1度)の鈴木・高尾研と川口研との交流戦を開催しました。今回は雨天で野球ができないため、ボウリングを行いました。研究室混成チームを組んで対戦形式にしたものの、チーム替えをして結局勝敗は決まらず...。懇親会からは先生方も加わり、他研究室の同期や先輩方と親交が深まり、非常に楽しい会となりました。

 ボウリング後

 Gratama Workshop (5月30-6月1日)

 


 5月30日から6月1日まで、東工大蔵前会館@大岡山で5th Gratama Workshopが開催されました。2000年に日蘭友好400周年記念行事の一環として、日本への理化学の移植に多大な貢献を果たしたGratama(ハ ラタマ)博士の功績を記念し、同博士の名前を冠したワークショップが大阪で開催されました。今回はその5回目です。会議の主題は「"Frontiers in Chemical Science"、化学、化学技術、ならびにバイオ技術のフロンティア」で、日蘭の先導的な研究を展開する化学者が集い、最先端の情報を交換しました。穐田先生が組織委員でしたので、研究室メンバーが受付や会場係りなどワークショップ進行の手伝いをしました。小池助教、田中助教、大友秘書、D1学生の鈴木君、富田君、矢崎君、山科君、ご協力有難うございました。HP

 すずかけ祭 研究室公開実験 (5月18,19日)

 


 本学すずかけ台キャンパスで「すずかけ祭」が開催され、当研究室では田中裕也助教と近藤圭君が中心となって、初めての公開実験を行いました。私たちが合成・発見した「分子スイッチ」と「芳香環ミセル」について実際の化合物や分子模型を使って説明し、小中学生と大人を中心に150名以上の一般来客者がありました。分かりやすく説明してくれた研究室の学生の皆さん、お疲れさまでした。どうもありがとう。。

 実験風景

 最近の論文 OL誌のMost Read論文 Top20に選出 (5月10日)

 


 小池隆司助教と安祐輔君らの論文「Intermolecular Aminotrifluoromethylation of Alkenes by Visible-Light-Driven Photoredox Catalysis」が、Org. Lett.誌の今月の"Most Read Articles"のTop 20に選出されました! 詳細
 また、有機合成化学協会誌(2013年9月号)の「新しい合成」欄で紹介されました。

 吉沢准教授 日刊工業新聞で紹介 (5月8日)

 


 吉沢道人准教授の紹介が、日刊工業新聞の「拓く 研究人」の欄に掲載されました(第23面)。この欄は今年度からの新シリーズ企画で、若手研究者にフォーカスし、これまでの研究の経緯や研究に対する熱意を取材を通じて丁寧に紹介して下さいました。今回は「新現象を"超分子"で」と題して、第3回目(3人目)です。 記事

 Jonathan R. Nitschke教授 講演会 (5月7日)

 


 Jonathan R. Nitschke教授(University of Cambridge)をご招待して、「Designing Complex Self-Assembled Materials from Simple Building Blocks 」と題する講演会を開催しました。Nitschke教授は、超分子化学の分野で世界中で最も注目されている若手研究者です。シンプルな有機分子と金属イオンの自己組織化で、様々な高次ナノ構造体を巧みに構築する新手法を開発しています。最近の研究を中心に、沢山の成果を紹介して下さいました。

 講演会1 2

 新メンバー歓迎 BBQ (5月1日)

 


 連休の中日に、学内で新メンバー歓迎のBBQを行いました。今回は、昨年度の卒業生から頂いた立派なBBQセット(卒業記念品)を使い、新歓ですが... 新メンバー主催の楽しいBBQとなりました。BBQ後、吉沢准教授と小池助教の誕生日を祝して、みんなでケーキも食べました。大澤客員准教授からは沢山のシュークリームを頂きました。

 Wai-Yueng Wong教授 講演会 (4月26日)

 


 Wai-Yueng Wong教授(香港バプチスト大学)の講演会を「Multifunctional Metallo-organic Compounds: From Organic Electronics to Nanotechnology and Chemical Biology 」と題して行いました。Wong教授は、有機金属ポリマーを使った太陽光電変換を専門としていますが、本講演ではナノテクノロジーからバイオイメージングまで幅広いトピックで講演していただきました。現在は香港化学会会長で、田中助教が香港滞在中にお世話になりました。

 講演会後

 村田さんの留学 壮行会 (4月24日)

 


 留学する村田慧さん(学振博士研究員)の壮行会を行いました。村田さんは6年間、私達の研究室で活動し、光触媒の反応開発からメカニズム解明までを行いました。研究室の誰からも慕われ頼りにされる学生で、複数の卒業生から村田さんへの応援メッセージも届きました。海外での活躍を期待しています。今回は新レク係の杉本歌穂さん(M1)が中心となり楽しい壮行会を企画してくれました。どうも有難う。

 この日の午前中に、学生による研究プロポーザル会を行いました。堅実な提案から壮大な夢まで飛び出し、面白い発表会となりました。今年の研究もとても楽しみです。

 壮行会1

 最近の論文 Advances in Engineering で紹介 (4月12日)

 


 Advances in EngineeringのChemical Engineering欄で、小池隆司助教と安祐輔君らの最近の論文(Angew. Chem. Int. Ed., 2012, 51, 9567)が紹介されました。

 紹介ページ

 新年度スタート & 歓迎会 (4月2日)

 


 新メンバーが研究室に加わり、新年度をスタートしました。午前中は研究室全体のミーティング、午後は研究室のセットアップをした後、夕方から学内で新メンバーの歓迎会を行いました(残念ながら、雨のために予定していたお花見は中止)。元気なメンバーが加わり、今まで以上に明るく楽しい研究室になると思います。みんなで力を合わせて、新しい構造や反応を開発して行きましょう。また、田中裕也特任助教が、4月1日付けで助教に昇進しました。

新メンバー:富田君(九大)・新井君(理科大)・岡澤君(千葉大)・奥田君(青山学院大)・神山さん(上智大)・野田君(中央大)・鎮西君(大阪市立大)・玉置君(中央大)・三柴君(理科大)・結城君(日本工業大)

 新メンバー Anife Ahmedova 博士 (4月2日)

 


 ブルガリアのソフィア大学のAnife Ahmedova博士(助教)が、客員研究員として研究室に加わりました。Ahmedova博士は、松前国際友好財団の研究奨励に応募し、厳しい審査を通過して採択されました。4月1日に来日して半年間、私達の研究室で研究活動を行います。

 卒業生 送別会 (3月18日)

 


 本日、日本化学会の春季年会の発表練習後、卒業生の送別会を町田で行いました。今回は1人の博士学生と8人の修士学生が卒業しました(内3人は博士課程へ進学)。少し人数の多い学年でしたが、一人一人が熱心的に研究に取り組み、沢山の成果を挙げてくれました。特に、村田慧さん(D3)は卒業研究から6年間は、重要なメンバーとして研究室全体をリードしてくれました。どうも有難う。レク係の齊藤和磨君(M1)が中心となり、卒業生に色紙と記念品をプレゼントしました。卒業生の皆さんのこれからの活躍を楽しみにしています。

 小林健二先生 & 根岸雄一先生 W講演会 (3月8日)

 


 小林健二先生(静岡大)と根岸雄一先生(東京理科大)を非常勤講師としてご招待して、W講演会を開催しました。小林先生の講演題目は「分子自己集合に基づく有機機能ナノ化学」で、水素結合性のカプセルと機能性の多環芳香族分子について、ご講演下さいました。また、根岸先生の講演題目は「機能性金属クラスターの創製とエネルギー・環境分野への活用」で、金クラスターの基礎から応用までご紹介下さいました。講演会前には、講師の先生と学生との個別ディスカッションも行いました。どうも有難うございました。

 ポスター  講演会後

 小池助教 本学の「研究の種発掘」支援 採択 (2月28日)

 


 小池隆司助教の研究提案が、東工大基金「研究の種発掘」支援に採択されました。研究課題名は、「太陽光・水資源を活用した革新的光触媒システムに関する研究」です。1年間、環境調和型の触媒開発を行います。

 研究の種発掘

 小澤君&鈴木君 優秀修士論文賞 受賞 (2月14日)

 


 小澤和幸君(M2)と鈴木 輝君(M2)が、2月12-14日に行われた本専攻の修士論文発表会で優秀修士論文賞を受賞しました。おめでとう。論文賞は昨年度から始まり、今回は5人が受賞しました。鈴木君は、去年の中間発表ポスター賞に続き連続受賞です。後ほど、賞状と副賞が授与されます。

 2月12日に研究室内での修論お疲れ様会を行いました。また、14日には専攻全体での修論お疲れ様会がありました。両方の会で、齊藤和磨君(M1)が幹事となって頑張ってくれました。どうも有難う。

 齊藤君 修士論文中間発表 ポスター賞 受賞 (2月14日)

 


 齊藤和磨君(M1)が、1月25日に行われた本専攻の修士論文中間発表でポスター賞を受賞しました。おめでとう。今回は4人が受賞しました。来年の優秀修士論文賞も目指して頑張りましょう。

 最近の論文 米国化学会 C&ENで紹介 (2月11日)

 


 米国化学会のChemical & Engineering News (C&EN)のSCIENCE & TECHNOLOGY欄に、吉沢道人准教授と近藤 圭君らの最近の研究成果が紹介されました。題目は「Aromatic Groups Help Light Up Micelles」です。

 C&EN

 最近の論文 ASC誌の月間アクセス数Top10入り (1月31日)

 


 小池隆司助教と安祐輔君らの論文「Visible-Light-induced Selective Generation of Radicals from Organoborates by Photoredox Catalysis」が、Adv. Synth. Catal.誌の月間アクセス数(12月)のトップ10に入りました! 詳細

 萩原君 日本学術振興会特別研究員 採用 (1月29日)

 


 萩原啓太君(D1)が、日本学術振興会の特別研究員に採用されました。おめでとう!研究課題は「複数のアントラセン環を有する芳香環ナノチューブの構築と機能開発」です。今後の芳香環ナノチューブの機能開拓に期待しています。

 最近の研究成果 日経産業新聞などで紹介 (1月29日, 2月8日)

 


 吉沢道人准教授と近藤 圭君(D1)らの研究成果「Micelle-like Molecular Capsules with Anthracene Shells as Photoactive Hosts (Angew. Chem. Int. Ed., 2013, DOI: 10.1002/anie.201208643)」が、日刊工業新聞(第29面)や化学工業日報(第8面)、日経産業新聞(2月8日第8面)、ScienceDailyNanotechnology Nowで紹介されました。本学の「 研究最前線」の欄(蛍光性の「殻」をもつ新型ミセルを作製)でも紹介されました。

 新聞記事

 村田さん 博士論文発表会 (1月9日)

 


 村田慧さん(D3)が、博士論文「光増感性パラジウム錯体の反応性に及ぼす励起状態特性の効果」の発表会を行いました。約50分の発表後、5人の審査員による約30分の質疑応答があり、無事に第一審査を通過することが出来ました。夕方から発表のお疲れ様会&田中特任助教の歓迎会&新年会を行いました。また、穐田教授のお誕生日の祝いも行いました。

 同日、Hu Shaowei君(理研 侯研究室)の博士論文発表会も行われ、侯研のメンバーも上記のお疲れ様会に参加して下さいました。

 田中特任助教 着任 (1月1日)

 


 田中裕也博士が当研究室の特任助教に着任しました。田中博士は本学化学環境学専攻の卒業生で、当研究室で学位取得後に海外および国内で博士研究員を経験しました。これからの研究および教育での活躍を期待しています。

 稲垣助教 首都大 特任准教授に着任 (1月1日)

 


 明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 今年最初のニュースとして、1月1日付けで、稲垣昭子助教が首都大学東京 理工学研究科 分子物質化学専攻 有機化学研究室(野村研究室)の特任准教授に着任しました。おめでとうございます。野村研究室は、高性能分子触媒による環境調和型の効率合成法の開発や高機能材料の精密合成で注目されています。稲垣先生の益々のご活躍を楽しみにしています。

 野村研究室HP