2016 年 の ニュース
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納戸君 JSPS特別研究員(DC1)に採用 (12月26日) |
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納戸直木君(M2)が、日本学術振興会(JSPS)の特別研究員(DC1)に採用されました。DC1での採用は当研究室では久し振りの快挙です!研究題目は「フォトレドックス触媒を用いた立体選択的なフルオロメチル基含有スピロ化合物の合成」です。書類審査と面接選考を経て約20%の採用率の関門を突破しました。新戦略によるフォトレドックス触媒反応の開拓を期待しています。
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熊本大からお礼状&お歳暮 (12月26日) |
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今年、特別聴講学生として1ヶ月半の間、吉沢グループで研究活動を行った熊本大生の2人から、丁寧なお礼のお手紙とお歳暮が届きました。頂いた熊本の銘菓(ドーナツ棒)は、研究室のみんなで美味しく頂きました。織口さんと園田君、お心遣いをありがとう!
年の瀬に、研究室の恒例行事の大掃除(M2の岸本真依さんが隊長)、中期の研究成果のまとめ発表、忘年会(M1の小西勇介君が幹事)を行いました。今回の忘年会は青葉台で行い、数名は前日の牡蠣にあたり不参加でしたが、賑やかな会となりました。
ドーナツ棒 忘年会
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宮澤君 博士論文発表会 (12月20日) |
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宮澤和己君(D3)の博士論文発表会を行いました。論文題目は「フォトレドックス触媒作用による窒素及び酸素含有反応性ラジカル種の発生とその合成化学的利用」で、光触媒反応に使用可能な種々の試薬の開発に関して発表し、一次審査を通過しました。記録のある2003年以降で、当研究室で最も早い博士論文発表会です。
同日、大友秘書から研究室メンバーにチョコレートケーキのプレゼントがありました。有難うございました。また、今週、卒業生からのお歳暮が数多く届きました。研究室のみんなで頂きました。どうも有難うございました。
手作りケーキ バームクーヘン(お歳暮の1つ)
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富田博士 海外からの近況報告 (12月16日) |
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短期留学している富田 廉博士研究員から、近況報告が届きました。
スコットランドは噂通り天気がころころ変わります。思っていたほど寒くなく快適に過ごしています。住んでいるセントアンドリューズは小さな町ですが、昔ながらの街並みは綺麗で治安もよく暮らしやすいです。大学の実験室からはゴルフ場とその先に広がる海が見渡せます。研究室は国際色豊かで、皆本当に親切です。O'Hagan先生は、毎週のミーティングに加え、ふらっとデスクに来てディスカッションをしてくれます。研究は、新規なフルオロ化合物の合成を行っています。スコットランドではクリスマスより年末年始を盛大にお祝いするそうで、エディンバラのホグマニーの見物を計画しています。最後に、先生宅のクリスマスパーティーの時とセントアンドリューズの街並みの写真をお送りします。 富田
クリスマス 街並み
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松野君 甲斐君 CSJ化学フェスタ 優秀ポスター賞 (12月15日) |
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本日、第6回CSJ化学フェスタ(11月14-16日開催)のポスター賞の通知があり、松野 匠君(M2)と甲斐友邦君(M1)が優秀ポスター発表賞(1,196件中 214件)を受賞しました。松野君は「アントラセン環を有する金属架橋カプセルによる環状硫黄の内包と安定化」、甲斐君は「アントラセン環などの殻を持つ芳香環ミセルによるランタニド錯体の内包と光物性」について発表しました。分子カプセル内での特異挙動を発見しました。おめでとう!
松野君 & 甲斐君
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村田 慧 先生 講演会 (12月14日) |
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先月、東京大学生産技術研究所 石井研究室の助教に着任しました村田 慧さんを非常勤講師として招待し、講演会を開催しました。村田さんは、4年前に私達の研究室で学位を取得し、ドイツおよび本学理学部 岩澤・鷹谷研究室で研究して来ました。講演タイトルは「金属錯体の励起状態を活用する触媒的有機分子変換」で、学生時代から現在に至るまでの光化学を中心とした研究を、最新の結果も含め丁寧に紹介して下さいました。また、講演前後の学生との個別ディスカッション(10人以上!)で沢山のアドバイスを頂きました。村田先生の益々のご活躍を期待しています。
講演中 講演後
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化生研 第1回野球大会 決勝進出 (12月12日) |
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化学生命科学研究所の第1回野球大会(宍戸研究室主催)@保土ヶ谷球場に参加しました。メンバーの活躍により2戦2勝し、決勝進出が決定しました!ピッチャーの加藤佑弥君(M1)とキャッチャーの松本淳君(B4)の新バッテリーで、相手チームの反撃を許さない安定した試合展開が出来ました。決勝戦は、来年の2月頃に横浜スタジアムで行われます。優勝を目指して頑張りましょう!
第1試合目 6-2 vs. 山元・今岡研
第2試合目 5-0 vs. 中村・布施研
ベンチ前
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最近の研究成果 Chem. Eur. J.誌の内表紙に選出 (12月10日) |
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三柴健太郎君(M2, 卒業生)と田中裕也助教らの最近の論文「A Fully Charge-Delocalized Two-Dimensional Porphyrin System with Two Different Class III States」が、Chem. Eur. J.誌の内表紙に選出されました。二次元系で高い電子伝達能を示す有機金属分子素子の開発に成功しました。
内表紙
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第66回高分子討論会 特定テーマ 採択 (11月30日) |
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吉沢道人准教授と中西尚志グループリーダー(物材機構)が共同で申請した第66回高分子討論会の特定テーマ 「"柔らかな"生体および合成高分子系の解明と構築」が採択されました。来年9月20-22日に愛媛大で開催します。多数のご発表およびご参加をお待ちしています。
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中学生 職場体験 (11月21日) |
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町田市立南成瀬中学校の4名の2年生が、職場体験学習で当研究室に来ました。分子カプセルに関する講義後、実際に、水中での分子カプセルの合成と色素分子などの内包実験を行いました。M2の岸本真依さんが責任者となり、M1の甲斐友邦君、黒田清徳君、草葉竣介君(&松本 淳君)が丁寧に指導してくれました。
実験後
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Veronique Guercharis 博士 講演会 (11月1日) |
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CNRS、レンヌ第一大学(フランス)のVeronique Guerchais博士を招待して講演会「Palladium-catalysed C-H bond activation」を開催しました。リン光性イリジウム錯体やフォトクロミック分子のC-H活性化による効果的な修飾法を紹介して下さいました。Guerchais博士の研究室に留学した卒業生の似鳥博士も講演会に参加しました。今回、Guerchais博士は中央大学の芳賀先生のお世話で日本に3週間滞在し、各地で講演されています。
講演会後
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化生研5研究室合同 BBQ (10月29日) |
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毎年恒例の本研究所の有機系5研究室(小坂田・竹内研、中村・布施研、福島・小泉研、山元・今岡研、穐田・吉沢研)合同 のBBQを行いました。今年は当研究室のM1の加藤佑弥君がリーダーとなり、研究室メンバー全員でBBQ、カレー、豚汁、お好み焼きを作りました。料理はいずれも大人気で用意した分では足りないほどでした。前日までは雨で心配したが、当日は運良く曇りとなり、約100人が参加した大きな会となりました。2次会も大変な賑わいでした。研究室の皆さん、準備&片付けご苦労様でした!
また、熊本大生の織口さんと園田君が1ヶ月半の研究活動を終え、この日に色紙と記念品の贈呈を行い、31日に熊本に帰りました。前半は松野 匠君が2人まとめて両親媒性分子の合成実験を指導し、後半は岸本真依さんと栗原晃平君がそれぞれ、分子カプセルによる平面状と球状分子の内包実験を指導しました。2人共とても頑張り、短期間でしたが新しい現象も見つかりました。また一緒に研究できることを楽しみにしています。
BBQ前 BBQ中 織口さんと園田君
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研究室旅行 山梨 (10月23-24日) |
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研究室旅行で山梨に行って来ました。1日目は、富岳風穴・鳴沢氷穴を訪れて、天然の冷蔵庫がつくりだす氷などを見てきました。その後、昼食で甲州名物のほうとうを(お腹いっぱい!)食べて、笛吹ワインでぶどう狩りとワイン作り体験をしました。夜は石和温泉のホテル石風に泊まり、過去の研究室旅行と比べてもかなり豪華な夕食を堪能しました。2日目も晴天に恵まれ、昇仙峡の散策と昼食に手打ちそばを食べた後、桔梗屋アウトレットで工場見学と買い物をして、すずかけ台に帰りました。旅行係の甲斐友邦君と中山圭司君、素敵な研究室旅行をありがとう!お疲れ様でした!
1日目昼 1日目夜 2日目昼 全体
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最近の研究成果 Chem. Eur. J.誌のHot Paperに選出 (10月20日) |
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矢崎晃平博士研究員らの最近の論文「Polycationic-Shelled Capsular and Tubular Nanostructures and Their Anionic-Guest Binding Properties」が、Chem. Eur. J.誌のHot Paperに選出されました (10.1002/chem.201604384)。高密度にカチオン化(12+)された孤立ナノ空間の一義構築に成功しました。
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城野君 高分子討論会 優秀ポスター賞 (10月6日) |
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城野圭佑君(M2)が、第65回高分子討論会(9月14-16日, 神奈川大)で優秀ポスター賞を受賞しました! 研究題目は、「アントラセン環を有する親水性分子ピンセットによる分岐化合物の水溶化」で、同研究所の山元研との共同研究成果です。高分子討論会でのポスター賞は、当研究室で初です。
城野君&賞状&ポスター
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Jean-Pierre Sauvage 先生 ノーベル化学賞 受賞 (10月5日) |
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今年のノーベル化学賞に、Jean-Pierre Sauvage(ジャンピエール・ソバージュ)先生、J. F. Stoddart 先生、B. Feringa 先生が選出されました。おめでとうございます。授賞理由は分子機械に関する研究です。Sauvage 先生は、今年の5月20日に当研究室主催の講演会で、まさにカテナンやロタキサンなどの分子機械を紹介して下さいました。研究室メンバーだけでなく、大学院講義「錯体化学特論」(小泉/吉沢准教授 担当)の受講生なども参加し、偶然ですが、私達にとって受賞前の記念すべき講演会となりました。
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熊本大生 研究室メンバーに (9月15日) |
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熊本大学工学部の織口 咲さん(B4)と園田 涼君(B4)が本日、本学に無事到着し、特別聴講学生として穐田・吉沢研究室に滞在して、1ヶ月半の研究活動を行ないます。このために多大なご支援下さりました本学の教職員および物質・デバイス領域共同研究拠点の皆さまに、この場を借りて心から御礼申し上げます。
また9月17日に、「ようこそ 熊本大生」「李君 卒業おめでとう」「富田博士 留学いってらっしゃい」の会を行いました。初の試みで、みんなで一緒に出前のお弁当を食べながら、小西君(M1)が進行役となり、楽しい会となりました。
お弁当
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David A. Nicewicz教授 講演会 (9月9日) |
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ノースカロライナ大学チャペルヒル校のDavid A. Nicewicz教授をお招きして講演会を開催しました。Nicewicz先生は約10年前に博士研究員でMacMillan研に在籍した際にフォトレ ドックス触媒の研究を開始し、現在もその研究をさらに発展させています。非常に示唆に富む講演でフォトレドックスグループの学生とも快く議論 をしてくださいました。
講演後
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穐田教授 共同研究拠点HPに掲載 (8月23日) |
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物質・デバイス領域 共同研究拠点HPの「4所長に聞く」の欄で、穐田宗隆教授が化学生命科学研究所の初代所長として紹介されました。
紹介ページ
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黒田君 構造有機化学 若手の会 ポスター賞 (8月6日) |
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黒田清徳君(M1)が、第48回構造有機化学若手の会 夏の学校でポスター発表賞を受賞しました。研究題目は「Functionalization of the Exterior of A Molecular Tube Bearing Three Anthracene Rings」です。当研究室では久し振り(飯島君と李さん以来)の受賞で、3人目です。おめでとう!
黒田君&その仲間たち
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山科博士 JSPS 海外特別研究員 採用 (8月5日) |
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山科雅裕博士研究員が、来年度の日本学術振興会の海外特別研究員に採用(面接免除)されました! 当研究室では初めてです。英国のケンブリッジ大学で研究活動を行う予定です。今後のさらなる大活躍を期待しています。
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御礼 卒業生から お中元 (8月2日) |
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今年も卒業生から沢山のお中元が届きました。頂いたジュースやスイーツなどは梅雨明けの暑さの中、直ぐに無くなりました。また、産地直送の美味しいフルーツは、研究の疲れを癒やしてくれました。卒業生の皆様、お心遣い本当に有難うございました。暑い夏も良いニュースをお届けできるよう、精一杯努力致します。
スイカなど 試食中
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田中助教 本学の「研究の種発掘」支援 採択 (7月28日) |
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田中裕也助教の研究提案が、東工大基金の「研究の種発掘」支援に採択されました。「研究の種発掘」支援は、斬新な着想の研究提案を支援することを目的とした本学独自の制度です。研究課題名は、「分子エレクトロニクスを志向した有機金属ナノリングの開発」で、1年間、新しい分子素子の開発を行います。
研究の種発掘
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最近の総説 Org.Biomol.Chem. 誌の内表紙 & Hot articleに選出 (7月21日) |
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小池隆司助教と穐田宗隆教授が最近発表した、有機ボレート塩を用いたフォトレドックス触媒反応に関する総説が、Org. Biomol. Chem. 誌の内表紙に選出されました。また、審査員によってHot articleにも選ばれ、4週間の無料購読できます。本総説は、本学の支援でOpen Accessになっており、誰でも読むことが出来ます。
内表紙
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矢崎博士 山科博士 国際会議ISMSC ポスター賞 (7月13日) |
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矢崎晃平博士研究員と山科雅裕博士研究員が、韓国ソウルで開催された超分子化学の国際会議 International Symposium on Macrocyclic and Supramolecular Chemistry (ISMSC 2016)でポスター賞をW受賞しました(299件中12件受賞)。発表題目は、「Preparation and Host properties of Capsular and Tublar Nanostructures with Polycationic Shells」(矢崎博士)および「An Anthracene-Shelled Coordination Capsule: Preparation of Fluorescent Host-Guest Complexes with Tunable Color」(山科博士)です。また、山科博士は、Inorganic Chemistry Frontiers賞も受賞しました。国内外の有名な研究室から沢山のポスター発表がある中、今回、日本人の受賞者は当研究室の2人のみでした。国際会議で得た経験を活かして、もっと面白い研究に挑戦していきましょう!
矢崎博士と山科博士と賞状など
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山科博士 国際会議FB3 ポスター賞 (7月9日) |
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山科雅裕博士研究員が、中国天津で行なわれた国際会議 Fluorescent Biomolecules and their Building Blocks - Design and Applications (FB3)でポスター賞を受賞しました。発表題目は、「Pairwise Encapsulation of Fluorescent Dyes within an Anthracene-Shelled Coordination Capsule」です。副賞に蛍光性化合物に関する洋書が授与されました。おめでとう!研究室として初参加で初受賞です。
conference dinner
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Li君 Carryさん 博士論文発表会 (6月23日) |
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本日、2つの博士論文発表会を行いました。午前中に、Beatrice Marie-Pierre Carryさんが「Copper-Catalyzed Multi-Component Coupling of Carbon Dioxide, Diboron and Carbon-Heteroatom Unsaturated Bonds 」について、午後に、Yanjie Li君が「Photoredox catalyzed synthesis of organosulfur compounds from alkenes」について発表しました。それぞれ、金属錯体を利用した新しい触媒反応系を開発しました。夕方から、学内にて発表のお疲れ様会を行いました。
Li君とCarryさん
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城野君 ホスト・ゲスト化学シンポ ポスター賞 (6月5日) |
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城野圭佑君(M2)が、第14回ホスト・ゲスト化学シンポジウム(高知城ホール)で優秀ポスター賞を受賞しました。研究題目は、「アントラセン環を有する親水性分子ピンセットの合理構築と分子捕捉」です。おめでとう!副賞に、土佐の名産品の「べく杯」(穴の開いたおちょこの3点セット)が授与されました。後日、名前入りの立派な楯も届きました。
城野君と賞状と副賞
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Jean-Pierre Sauvage教授 講演会 (5月20日) |
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Universite de Strasbourg (France)のJean-Pierre Sauvage教授をお招きして「Contractile and Extensible Molecular Systems : Towards Molecular Muscles」と題する講演会を開催しました。カテナン合成の先駆者であるSauvage教授から、その研究の背景や歴史、分子設計、また、最近の酸化・還元応答性のロタキサン型分子 Molecular Muscle などについて、学生にも分かり易い英語でお話し下さいました。多くの学生からの積極的な質問に対しても、1つ1つ丁寧にお答え下さいました。最後の質問に対するSauvage先生のお言葉通り、「情熱」を持って日々の研究活動に励みたいと思います。ご講演、どうも有難うございました。
講演中 参加者全員で
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すずかけ祭 公開実験 (5月14,15日) |
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本学のすずかけ祭で、当研究室では4回目となる公開実験(@R1棟2階217-219号室)を行いました。小学生から大人まで幅広い年代の方々が2日間で延べ300名も参加しました。過去最高の参加人数です!公開実験では、事前に安全に配慮しながら準備を進め、当日は研究室のメンバーが交代で、説明シートを使って分かりやすく説明することを心掛けました。多くの方々から「楽しかった」や「すごい」との感想も頂きました。研究室までお越し下さいました皆様、ありがとうございました。
また昨年度に続き、今回も女子高校生のための研究室ツアー in すずかけ祭(本学GECの企画)で、約10人の高校生が研究室見学を行いました。
公開実験中
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伊藤正実 教授 講演会 (5月11日) |
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群馬大学 研究・産学連携推進機構の伊藤正実教授が、大学教員向けの講演会「日本のURAにおける現状と課題」を行いました。伊藤先生は当研究室の卒業生で、大変久し振りの母校訪問となりました。
研究所前にて
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新メンバー歓迎 BBQ (4月30日) |
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毎年恒例の新メンバー歓迎BBQを研究所前で行いました。新メンバーは4月上旬に研究テーマが確定し、各グループに分かれてスタッフや上級生に教わりながら、実験を開始しています。午前中に新メンバーの研究プロポーザル会を行った後、夕方からレク係の加藤君(M1)と小西君(M1)が中心となり、歓迎BBQを行いました。今回は食欲旺盛な新メンバーが多く、用意した大量の食材が足りないほどでした。また、吉沢准教授、小池助教、4月生まれの学生の誕生祝いも同時に行いました。
BBQ 図書館前にて
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最近の研究成果 Chem. Commun.誌の裏表紙に選出 (4月21日) |
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杉本歌穂さんと田中裕也助教らの最近の論文「Organometallic Molecular Wires as Versatile Modules for Energy-Level Alignment of the Metal-Molecule-Metal Junction」が、Chem. Commun.誌の裏表紙に選出されました!本学の木口先生らとの共同研究で、有機金属分子ワイヤーが単分子レベルで高い電気伝導度を示すことを明らかにしました。
裏表紙
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新年度スタート (4月2日) |
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新年度の研究活動をスタートしました。今年は入学式(4日)と授業開始(5日から)の前に、新旧メンバーが集まってキックオフ会議を行い、年間の予定や係分担、実験の安全確認などを行いました。また、午後から天気が良くなり、新レク係の加藤君(M1)の誘導に従い、みんなで恩田川周辺のお花見散歩に出掛けました。とても綺麗な満開の桜を見ることが出来ました。また、大学改組により、研究室の所属が、科学技術創成研究院・化学生命科学研究所になりました。研究室の場所は昨年度と変わりません。
新メンバー:甲斐君(東京高専)・黒田君(学芸大)・草葉君(中央大)・小西君(岡山大)・中山君(理科大)・松本君(中央大)
お花見散歩 歓迎会
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卒業生 送別会 (3月17日) |
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レク係の大村幸平君(M1)と加藤佑弥君(B4)が幹事となり、今回は博士研究員1人、博士学生4人、修士学生6人、B4学生2人の送別会を行いました。後輩から卒業する先輩へ、それぞれの個性に合ったプレゼントと全員のメッセージが入った色紙を贈りました。また、博士学生3人から吉沢准教授に、手作りの木製「アントラセン型」小物入れのプレゼントがありました。卒業生のこれまでの活躍に感謝し、今後、更なるご活躍を期待しています。
また、3月28日の卒業式の日に、毎年恒例の穐田教授と卒業生限定の教授室飲み会も行なわれました。
1次会後の集合写真 教授室飲み会後
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最近の研究成果 Synlett誌でハイライト (3月3日) |
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小池隆司助教、李延潔君(D2)と穐田宗隆教授が最近報告した研究成果「Radical Pentafluorosulfanylphenylation of Styrenes by Photoredox Catalysis」が、Synlett誌のHPのNewsで写真入りでハイライトされました(HP)。
ハイライト
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吉沢准教授 台湾講演ツアー (2月21日) |
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吉沢道人准教授がAsian Core Program (ACP) の支援で、台湾の3つの大学(Tamkang Univ., National Sun Yat-sen Univ., National Taiwan Univ.)および1つの研究所(Academia Sinica)を訪問し、講演および研究討論を行いました。多くの先生方や学生さんが親切にお世話して下さり、「研究・文化・食」の全てで充実した台湾滞在となりました。また、2010年に非常勤講師として当研究室でご講演下さいました新名主輝男先生と台湾大(現:客座教授)でお話する機会もありました。有難うございました。
訪問先
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新井研究員 送別会 (2月16日) |
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化学系企業との共同研究として、1年間、当研究室で研究活動を行なった新井隆之博士の送別会を行いました。分子カプセルを利用した難溶性炭素材料の高濃度分散化の技術などを開発しました(共同特許出願済み)。また、企業研究者の視点から、研究室のメンバーや研究成果に多くのアドバスをして下さいました。どうも有難うございました。新井博士から研究室(の特定の人用に)に寝袋のプレゼントがありました。
送別会
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三柴君 優秀修士論文賞 受賞 (2月16日) |
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三柴健太郎君(M2:理科大出身)が、2月12-16日に行われた本専攻の修士論文発表会で優秀修士論文賞を受賞しました!!(論文題目:分岐型構造を有する多核有機金属分子ワイヤーの合成と物性評価)。三柴君は、分岐型の高効率な分子ジャンクションの合成と物性解明に成功しました。今回は5人の学生が受賞しました。
発表会後、夕方から専攻全体の懇親会が行なわれ、修士2年の学生から指導教員へ、お礼の花束が送られました。
懇親会
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栗原君 修士論文中間発表 ポスター賞 受賞 (2月16日) |
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栗原晃平君(M1:ICU出身)が、1月22日に行われた修士論文中間発表会でポスター賞を受賞しました。おめでとう! 栗原君は、分子チューブの新規構築と刺激応答性、そして分子捕捉能を明らかにしました。発表会では、教員(3名)によって複数の観点から審査され、今回は4人の学生(全体の約1割)が受賞しました。
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檀国大学の学生 研究室訪問 (2月1日) |
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韓国の檀国大学から4人の大学院生が当研究室を訪れました。田中助教が幹事となり、研究紹介やキャンパスツアー、懇親会を通じて、お互いの交流を深めました。4人は檀国大学のプログラムに申請して、海外の研究室との交渉、旅程の作成、実行をすべて学生たちで行っています。同年代の海外学生との交流の機会は少ないため、研究室のメンバーは良い刺激を受けたのではないでしょうか。
研究発表 懇親会後
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専攻野球大会 決勝戦@横スタ (1月19日) |
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専攻野球大会の決勝戦を横浜スタジアムで行いました。前々日の夜に都内である程度の積雪がありましたが、スタジアムに雪はなく寒中の晴天の下で、吉田・山田研究室との試合となりました。予選リーグに続き、加藤佑弥君の好投がありましたが、相手の高い打撃力と守備力で2-7で敗戦となりました。守備と打撃で、大曲 匠君、納戸直木君、大山陽祐君の活躍が目立ちました。本専攻の最後の野球大会を準優勝で終了しました。試合後、中華街に寄って、みんなで中華料理を食べました。
決勝戦 試合後
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矢崎君 鈴木君 博士論文発表会 (1月7日) |
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今年最初の研究室の行事として、2人の博士論文発表会を行いました。午後1時から矢崎晃平君が「多環芳香族骨格を有するポリカチオン性三次元ナノ構造体の構築」について、午後3時から鈴木 輝君が「立体構造規制に起因したアントラセン集合体の構築と分子内包能」について発表し、第一審査を通過しました。昨年末の2名を含め、今年度は4人の学生がとても立派な博士論文の作成および発表を行いました!
翌日の夕方から、発表のお疲れ様会&穐田教授の誕生日会を学内で行いました。大村君(M1)が中心となり、たこ焼きやお好み焼きなどをみんなで作って食べました。
発表後
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インド工科大学マドラス校 大学間協定締結 (1月4日) |
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インド工科大学マドラス校と本学が大学間協定を締結しました。インドの基幹大学であるマドラス校のDillip K. Chand教授の提案で、本学の国際連携課の協力で協定が新たに結ばれました。吉沢准教授がその橋渡し役を行いました。これで学生および研究交流が簡単に出来るようになりました。
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