東京工業大学
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物質理工学院
応用化学系
(応用化学コース)

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2019年 の ニュース

 クリスマス & 大掃除 & 忘年会 (12月26日)

 


 今月23日に大友仁美秘書と岸田夏月さん&小川詩織さんがクリスマスケーキを作ってきてくれて、みんなで美味しく頂きました。また、25日に谷口諒君がリーダーとなり研究室の大掃除を行いました。例年よりかなり綺麗になりました。年末最後の行事として、26日の午前中に中期まとめの発表会を行い、夕方から藤が丘駅近くのお店で、忘年会を行いました。田中聖也君と兵頭佑紀君が幹事を務め、楽しい忘年会となりました。大友秘書に巨大な誕生日ケーキのプレゼントもありました。

 誕生日ケーキ  忘年会後

 Debabrata Maiti 先生 講演会 (12月20日)

 


 Indian Institute of Technology, BombayのDebabrata Maiti先生の講演会「Designing of Templates to Reach the Distal C-H Bond」を開催しました。Maiti先生は、11月からWRHIの特任教授として本学に席を置き、国際共同研究を推進しています。最近のRemote C-H Activationに関する研究成果を熱意を込めてお話し下さいました。化生研の中村教授にも講演会にご参加頂きました。

 講演会後 

 田中君 国際会議 ACC & FACS ポスター賞受賞 (12月16日)

 


 田中聖也君(M1)が、The 18th Asian Chemical Congress (ACC) and The 20th General Assembly of the Federation of Asian Chemical Societies (FACS)(12月8-12日@台湾)で、Top 30: Best Prize(ポスター発表賞/55件中)に選出されました。研究題目は「Atom-Economical Sulfonyl-Fluoroalkylation of C-C Unsaturated Bonds by Ir Photoredox Catalysis」です。田中君は受賞により口頭発表も行い、有意義な研究議論を行いました。おめでとう!

 田中君&ポスター 

 "今年の分子" に選出 (12月10日)

 


 山科雅裕博士(卒業生)と田中裕也助教とJonathan Nitschke教授らの「反芳香族ケージ」が、米国化学会の C&EN’s Molecule of the Year 2019(1016票中 316票、29%)に選出されました。おめでとう!

 投票結果 

 研究室旅行 箱根 (11月29-30日)

 


  研究室旅行で箱根に行って来ました。1日目は、鈴廣かまぼこの里でかまぼこ作りを体験、えれんなごっそで昼食、アサヒビール工場で見学と試飲をして、リゾーピア箱根に宿泊しました。2日目は、蓬莱園を散策後、芦ノ湖が見える箱根HOTEL IL LAGOでケーキ&カフェ後、La Bazza宮ノ下で昼食、箱根湯本駅周辺で買い物をしてから、すずかけ台に帰りました。2日間通して天気がとても良く、移動も順調で、美味しいものを沢山食べ、楽しい研究室旅行になりました。今回は成田陽奈さんと小川詩織さん(M1)が旅行係として、素敵な旅行を計画してくれました。有難うございました。

 かまぼこ作り 夕食 ホテルフロント

 研究成果 日刊工業新聞で紹介 (11月21日)

 


 山科雅裕博士(卒業生)と吉沢道人准教授らの研究成果が、11月21日の日刊工業新聞の「発光強度や色 容易に制御 ー蛍光性分子、カプセルで合成ー」(33面)で紹介されました。以前に論文報告した、分子カプセルによる蛍光性分子BODIPYのペア内包と、それによる簡便な蛍光色のチューニングについて、図入りで丁寧に解説されました。

 華房さん、二木君、岸田さん CSJ化学フェスタ ポスター賞 (11月20日)

 


 第9回CSJ化学フェスタ(10月15-17日@タワーホール船堀)で、華房真実子さんと二木啓太君(共にM2)、岸田夏月さん(M1)が優秀ポスター発表賞(1031件中179件)を受賞しました! 華房さんは「環状アルカンを有するV型両親媒性分子の集合挙動と分子内包能」、二木君は「アントラセン環を有する金属架橋カプセルによる脂肪酸の不飽和数の識別」、岸田さんはM1からの新テーマ「アントラセン環を有する圧縮型金属架橋カプセルの分子内包能」に関する研究成果を発表しました。

 受賞者たち 

 Wu Jie先生 講演会 (11月19日)

 


 Wu Jie先生(National University of Singapore)の講演会「Continuous-Flow-Assisted Photochemical Transformations and API Synthesis」を開催しました。

 Henri-Pierre J. de Rouville博士 講演会 (11月1日)

 


 Henri-Pierre Jacquot de Rouville博士(Universite de Strasbourg, CNRS)を招待して講演会「Supramolecular Self-Assemblies of a Family of bis-Acridinium Tweezers」を開催しました。アクリジニウムを活用した分子ピンセットとマクロサイクルのホスト能を丁寧に紹介して下さいました。また、講演会前後で、二木君、華房さん、矢代君、松下君が個別ディスカッションを行いました。今回、鈴木孝紀先生(北大)の研究室に長期滞在のため来日しました。

 講演会後 

 化生研 野球大会 (10月31日)

 


 秋晴れの日、保土ヶ谷公園での当研究所主催の野球大会に参加しました。参加9チームを2グループに分けて予選リーグ戦を行い、各1位のチームが後日、横浜スタジアムでの決勝戦に進めます。当研究室は、福島・庄子研(昨年、準優勝)と山口・田巻研と試合し、好守備により2試合とも接戦となりました。矢代篤士君(M2)と田中聖也君(M1)がピッチャーで大活躍しました。昨年に続き、惜しくも決勝進出となりませんでした。岡本 暁君(M1)が野球係で頑張ってくれました。

 1試合目 vs 福島・庄子研 1−0 負け
 2試合目 vs 山口・田巻研 0−0 引き分け

 試合後 

 最近の論文 Nature 誌に掲載 (10月24日)

 


 山科雅裕博士(卒業生)と田中裕也助教とJonathan Nitschke教授らの論文「An Antiaromatic-Walled Nanospace」が、Nature 誌に掲載されました!!! 山科博士が留学先のケンブリッジ大でNitschke教授と行った研究成果で、田中助教が計算化学を担当しました。前例のない反芳香族骨格に囲まれたナノ空間の構築と性質を解明しました。「空間化学」の新展開が期待できます。本成果に関連して、11月21日に山科博士がプレスセミナーを開催しました。

 ハイライト 研究最前線 プレスセミナー

 Konrad Tiefenbacher先生 講演会 (10月21日)

 


 バーゼル大学 & スイス連邦工科大学のKonrad Tiefenbacher先生を非常勤講師として招待して、講演会「Terpene Biosynthesis as Inspiration for Supramolecular Catalysis」を開催しました。Tiefenbacher先生は、Lorenzo Catti博士(JSPS研究員)の博士課程の指導者で、今回、中国出張後に来日しました。水素結合性のカプセルを使った環状テルペンの触媒的合成について丁寧に紹介して下さいました。

 講演会後 

 松下君 有機金属化学討論会 ポスター賞 (10月03日)

 


 松下悠貴君(M2)が、第66回有機金属化学討論会(9月14-16日@首都大学東京)でポスター賞を受賞(162件中、16件の選出)しました。研究題目は「可視光レドックス触媒作用によるイミニルラジカル種の発生を鍵とするフェナントリジン誘導体の合成」です。本討論会での受賞は、当研究室で4人目です。おめでとう!

 松下君&賞状など 

 Ling-Kang Liu先生 講演会 (10月02日)

 


 台湾のAcademia SinicaからLing-Kang Liu名誉教授をお呼びして講演会「Weak Supramolecular Interactions」を開催しました。イオン液体を利用したパラジウム塩や白金塩の有機溶媒への可溶化や、ビピリジン類との錯形成反応への展開などをご紹介頂きました。18th Asian Chemical Congressの事務局長を務められており、その会議の打ち合わせ前に立ち寄って下さいました。 

 講演会後 

 最近の研究成果 SYNFACTSでハイライト (9月24日)

 


 卒業生の安藤岳君および中山栄希君らのケト-ジフルオロメチル化に関する論文(ACS Catal., 2019, 9, 6555)が、SYNFACATS誌でハイライトされました。本論文は、小池隆司助教が参画するCRESTにおいて広島大学の安倍教授との共同研究の成果です。SYNFACTS誌でのハイライトは本研究室から3件目です。

 ハイライトの抜粋 

 最近の解説記事 月刊化学 の表紙に選出 (9月13日)

 


 岸田夏月さん(M1)と吉沢道人准教授の解説記事「光スイッチをもつ分子カプセル ─分子の内包と放出ができる“賢いナノ道具”」が、月刊化学(10月号, 化学同人)の表紙に選出されました。最近の研究成果、π-スタッキングを利用した分子カプセルへの光スイッチの導入とその分子内包/放出能について紹介しました。 

 表紙 雑誌案内

 村橋研究室と野球の練習試合 (9月6日)

 


 本日午後、つきみ野球場にて、本学物質理工学院の村橋研究室(@大岡山キャンパス)と野球の練習試合を行いました。 両チームが点を取り合う接戦が続き、最終的に5対7で村橋研の勝ちとなりました。その後、混合チームによる試合も行い、親睦を深めました。

 試合後

 田中助教 日揮・実吉奨学会研究助成 採用 (9月3日)

 


 田中裕也助教の研究提案「一次元炭素鎖への金属錯体ドーピングによる高電気伝導分子ワイヤーの開発 」が、(公財)日揮・実吉奨学会の研究助成に採用され、パレスホテル東京で授賞式が行われました。1年間、ポリインを主鎖に持つ新しい高伝導分子ワイヤーの開発に挑戦します。

 豊田研と第1回 研究交流会 (8月30日)

 


 本学理学院の豊田研究室と研究交流会を開催しました。前半は学内の卓球場で、2研究室の混成チームで混合ダブルス・ダブルス・シングルスの試合を行いました。優勝チーム(鶴巻チーム)には、アイスクリームがプレゼントされました。初対面の人がほとんどでしたが、卓球を通じて親睦を深めることができました。後半の懇親会では、豊田研と卒業生から頂きました日本酒を味わいました。豊田研の皆様、有難うございました。 

 卓球チーム 全体写真

 李博士らの論文 AsianJOC の Readers' Choice に選出 (8月27日)

 


 卒業生の李 延潔博士と小池助教らの論文(Y. Li, T. Koike, M. Akita, Photocatalytic Trifluoromethylthiolation of Aromatic Alkenes Associated with Hydroxylation and Alkoxylation)が、Asian J. Org. Chem.誌のReaders' Choiceに選出されました。2017~2018年に同誌に掲載された論文の中から、引用数とアクセス数の高い論文として選ばれました。 

 賞状

 Chattopadhyay博士から お礼状 (8月9日)

 


 昨年、当研究室に滞在して3ヶ月の研究活動を行ったSwarup Chattopadhyay博士(インド Kalyani Univ.)の記事が、松前国際友好財団の機関誌に掲載されました。 

 記事

 納戸君 中国留学 壮行会 (8月2日)

 


 納戸直木君(D3)が、8月上旬から中国 厦門大学のHai-Chao Xu先生の研究室に短期留学(2ヶ月半)するため、レク係の兵頭佑紀君と田中聖也君(共にM1)が中心となり、研究室のみんなで壮行会を行いました。留学中に日本の味を思い出せるように、後輩から納戸君にフリーズドライのお味噌汁などが贈られました。厦門では短期集中で、重要な研究成果を残してくるでしょう。 

 餞別

 すずかけスポーツ大会 試合結果 (7月29日)

 


 今年度から、すずかけ台キャンパスのスポーツ大会の運営体制が変わりましたが、昨年と同様に研究室内でチームを作ってフル出場しました。スポーツ係の岡本 暁君(M1)が、日程調整など責任持って担当してくれました。

卓球 2回戦敗退(1回戦:○ 5-0 vs. 小尾研 2回戦:●2-3 vs. 一ノ瀬研) 

テニス 予選リーグ敗退(1回戦:●1-2 vs. 小倉研 2回戦:●0-3 vs. 事務部 3回戦:●1-2 vs. 山口・田巻研)

バレーボール 1回戦敗退( 1回戦:●0-2 vs.中村研)

ゲートボール 
チームM2 1回戦敗退(1回戦:● 13-25 vs.事務部)
チームM1 3位決定戦敗退(1回戦:○18-15 vs. 山口・田巻研 2回戦: ●17-20 vs. 小尾研 3位決定戦: ●14-22 vs. 事務部)  

 試合風景 

 工藤君 研究室メンバーに (7月23日)

 


 工藤光日君(東京高専 物質工学専攻 井手研)が、インターンシップで研究室メンバーに加わりました。約1.5ヶ月の間、吉沢Gの岸田さん(M1)の実験指導の下で、新しい芳香環ミセルの合成と機能探索を行います。 

 卒業生から お中元 (7月9日)

 


 今年も、様々な年代の卒業生から沢山のお中元(お菓子、飲み物(サイダーを含む)など)が研究室に届きました。どうも有難うございます。大切に少しずつ、研究室のみんなで頂いています。今日は、たまごの殻に入ったプリンを1人1つずつ食べました。その後、バウムクーヘンとスイカもみんなで頂きました。今週は夏休みまであと1ヶ月ほどとなりましたが、そこまで集中して研究活動を頑張っていきたいと思います。どうも有難うございました。 

 たまごプリン バウムクーヘン スイカ 

 卒業生 今井博士と藤田博士 来訪 (6月4日)

 


 諸岡・穐田研の卒業生の今井貞子博士(都内勤務)と藤田晃優博士(米国勤務)が、10年以上ぶりに、私たちの研究室に立ち寄って下さいました。お2人は、吉沢准教授が修士学生の時に博士課程の先輩で、実験の質・量ともに他を圧倒する存在でした。藤田博士と同級生の秦先生(本学 生命理工学院)も駆けつけて下さいました。 

 再会を祝して 

 岸田さん ホスト-ゲスト超分子シンポ ポスター賞 (5月19日)

 


 岸田夏月さん(M1)が、第17回ホスト-ゲスト・超分子化学シンポジウム(金沢歌劇座)で優秀ポスター賞を受賞しました。おめでとう! 研究題目は「分子内包/放出能を有する光応答性芳香環ミセルの開発」で、最近、論文掲載もされました。本シンポジウムの第14回に城野圭佑君、第15回に甲斐友邦君も受賞しています。

 岸田さん@金沢歌劇座 

 穐田教授 有機合成化学協会誌 巻頭言 (5月17日)

 


 今月の有機合成化学協会誌(5月号)の特集号「ラジカル種の利用最前線」に、穐田宗隆教授の巻頭言「ラジカルルネッサンス」が掲載されました(オープンアクセス)。小池助教の総説も同号に掲載されています。

 巻頭言 

 最近の研究成果 SYNFACTSでハイライト (5月17日)

 


 黒田清徳君(修士卒業)と吉沢道人准教授らが最近報告したペンタセンナノチューブの研究成果(Angew. Chem. Int. Ed., 2019, 58, 1115)が、SYNFACTS誌(2019, 15, 0146)でハイライトされました。

 ハイライトの抜粋 

 すずかけサイエンスデイ 公開実験 (5月11,12日)

 


 本学のすずかけサイエンスデイ(すずかけ祭から改称)で、公開実験(「色が変わるスイッチ」と「光るせっけん」)を行いました。好天に恵まれて延べ350名を超える幅広い年代の方々(小学生から大人まで!)に当研究室の研究を体験して頂きました。田中裕也助教の企画により、研究室のM1とB4メンバーが来客者に分かり易く「分子スイッチ」と「芳香環ミセル」の研究を紹介し、好評を得ていました。

 最新の論文 Nature Commun. 誌に掲載 (4月25日)

 


 Lorenzo Catti博士(学振研究員)、岸田夏月さん(M1)、吉沢道人准教授らの論文「Polyaromatic Nanocapsules as Photoresponsive Hosts in Water」が、Nature Commun. 誌に掲載されました。水中で様々な分子を内包できる芳香環カプセルに「光応答性」を導入することに成功しました。これにより、外部からの添加物を必要とせず、短時間の光照射のみで内包物を水中に放出できるようになりました。生化学分野などでの利用も期待できます。5月23日の日経産業新聞「光に反応する微細カプセル」(5面)で紹介されました。

 研究最前線  Tokyo Tech News オープンアクセス

 納戸君 CSJ春季年会 学生講演賞 受賞 (4月22日)

 


 納戸直木君(D3)が日本化学会第99春季年会(甲南大学)で、学生講演賞を受賞しました。本賞は、博士後期課程の学生を対象として、発表・内容・質疑応答(発表15分・質疑5分の英語発表)に関して審査されました。発表題目は「Visible light-triggered monofluoromethylation of alkenes by strongly reducing organic photoredox catalysis」で、高活性な有機光触媒の開発についての発表を行いました。当研究室では、3人目の受賞です!

 最新の論文 Science Adv. 誌に掲載 (4月20日)

 


 山科雅裕博士、筒井貴大君(修士卒業)、吉沢道人准教授らの論文「A Polyaromatic Receptor with High Androgen Affinity」が、Science Adv. 誌に掲載されました。私たちの分子カプセルを使うことで、似た構造を持つ男女のステロイドホルモンの混合物から、男性ホルモンを高選択的に捕捉することに成功しました。また、様々な捕捉の競争実験と結晶構造解析からその識別のメカニズムを解明しました。ドーピング検査などへの応用が期待されます。

 研究最前線 Tokyo Tech News オープンアクセス

 白川英二 先生 講演会 (4月19日)

 


 関西学院大学の白川英二教授をお招きして講演会を開催しました。「電子触媒化学」と呼ばれる遷移金属触媒を用いない反応系の最近の研究成果をご紹介いただきました。昨年からスタートした白川CRESTチーム(安倍先生@広島大学、野上先生@鳥取大学、西形先生@山口大学)と冨田先生(本学)にもご参加いただきました。小池隆司助教もCRESTメンバーの1人です。

 講演会後 白川CRESTチーム 

 新年度 スタート (4月1日)

 


 本日午前中に新年度のキックオフミーティングを行い、研究室の係やルールの確認、安全講習を行いました。午後、新メンバーは大岡山キャンパスで学院ガイダンスに参加し(明日午後 入学式)、在校生は勉強机や実験台の移動、研究室のセットアップを行いました。来週に新人のテーマを決定して、実験スタートの予定です。みんなで協力して、面白い研究成果が出せるように頑張りましょう。

新メンバー:竹中君(鳥取大)、岡本君(理科大)、小笠原君(東京工専)、小川さん(理科大)、 鈴木君(筑波大)、角田君(京都工繊大)、土田君(芝浦工大)、成田さん(学芸大)、 兵頭君(学芸大)、高橋君(東工大)

 また、3月30日にレク係の華房さん(M2)の誘導のもと、恩田川へお花見散歩に出掛けました。幸い天気に恵まれ、綺麗な桜並木を楽しむことができました。夕方には研究所内で簡単な親睦会も行いました(飲み過ぎに注意!)。OBの三柴健太郎君や大村幸平君、大山陽祐君、山科雅裕博士も参加してくれました。

 花見1 花見2 全体

 卒業生 送別会 (3月25日)

 


 卒業生8名の送別会を青葉台で行いました。レク係の華房さんと土橋君が中心となり、後輩からお世話になった卒業生へ、色紙とそれぞれ特徴的なプレゼントを贈りました。昨年に続き、OBの山科雅裕博士(4月から東工大理学部 助教)も参加して下さり、一緒に卒業生を送り出しました。卒業生の皆さんの2年間の研究成果に感謝すると共に、今後の活躍も期待しています。

 送別会中 送別会後

 田中助教 日本化学会「若い世代の特別講演会」に選出 (3月18日)

 


 田中裕也助教が、日本化学会「第33回 若い世代の特別講演会」の講演者に選出され、春季年会(3月16-19日@甲南大)で招待講演「Development of single-molecule devices based on metal acetylide frameworks」を行いました。これは若い世代の研究者を励まし、次代の化学および化学技術をさらに活性化する目的で、毎回、約20名が選出されます。当研究室では小池助教に続き二人目の選出です。

 小池助教 Org. Chem. Front.誌 Top 10 Reviewers に選出 (3月14日)

 


 小池隆司助教が、Organic Chemistry Frontiers誌のTop 10 Outstanding Reviewersに選出されました。2018年の論文査読活動の質と量をeditorが評価して、10名が選ばれました。Blogで公開され、Certificateが授与されました。

 Blog 

 河野君 修士論文 優秀発表賞(クラスター1) 受賞 (3月4日)

 


 河野玲緒君(M2)が、2月7-8日の修士論文発表会@大岡山キャンパスで、優秀発表賞(クラスター1)を受賞しました。研究課題「アセン類で架橋したルテニウム二核有機金属分子ワイヤーの金属間相互作用および単分子電気伝導度の評価」について、2年間の成果を発表しました。今回、39人の学生が口頭発表(17分発表-7分質疑応答)を行い、クラスター1の全教員の審査で3名を選出しました。卒業式の日に賞状が授与されます。他のM2メンバーも、興味深い研究成果を分かり易く発表しました。

 河野君@卒業式

 岸田さん 桜花会賞(優秀賞) 受賞 (3月1日)

 


 岸田夏月さん(B4)が、大岡山キャンパスで行われた応用化学コース卒業研究発表会で、桜花会賞(優秀賞)を受賞しました。今回、39人の学生が口頭発表とポスター発表を行い、桜花会賞(優秀賞4名と特別賞2名)が授与されました。研究課題「アントラセン環を有する光応答性芳香環ミセルによる水中での分子内包と放出」について、1年間の成果を発表しました。発表後のビアパーティで、賞状と副賞が授与されました。おめでとう!

 岸田さん&賞状 

 田中助教 Chem-Stationで紹介 (2月27日)

 


 田中裕也助教が、化学ポータルサイトChem-Stationの第181回 スポットライトリサーチで紹介されました。先日、高い伝導性を示す有機金属単分子ワイヤーの開発に成功し、その成果が注目されて今回の紹介となりました。対象となった研究は、加藤佑弥君(修士課程卒業)が中心に行った研究です。リンク

 Partha S. Mukherjee 先生 講演会 (2月13日)

 


 Indian Institute of Science の Partha S. Mukherjee先生を非常勤講師として招待して、講演会「Chemistry in Molecular Vessels」を開催しました。配位結合性の分子ケージを利用した色素の安定化や金属クラスターの形成、触媒反応など、最新の成果を丁寧に紹介して下さいました。Mukherjee先生は今回が初東京のため、移動の合間にミニ観光をしました。昨日に来日し、明日はNIMS(竹内先生)、明後日は東大(平岡先生:今回の世話人)を訪問して、インドに帰国予定です。

 講演会後 ミニ観光  

 Frederic Leroux 先生 講演会 (1月16日)

 


 本学、WRHI(Tokyo Tech World Research Hub Initiative)の特任教授 Frederic Leroux先生(University of Strasbourg)の講演会「Aryl-aryne coupling -An access to atropo-stereoenriched biphenyls」を開催しました。アラインを鍵中間体としたビフェニル類の合成に関して、丁寧にお話し下さりました。先週、大岡山で開催されたシンポジウムでは有機フッ素化学に関する講演でしたが、今回は全く異なる内容の講演でした。本学の中村先生と秦先生にもご参加頂きました。

 講演会後  

 小池助教・田中助教 東工大工系教育賞 受賞 (1月9日)

 


 小池隆司助教および田中裕也助教が、東工大工系教育賞を受賞しました。受賞内容は「応用化学系の実験科目における教育の質向上への貢献」で、物質理工学院応化系の打田講師を代表として学生実験を担当している応化系の助教との共同受賞です。大学改革により研究所の教員も積極的に学部教育に参画するようになり、協力して学生実験に取り組んだ成果が評価されました。小池助教は3年生4Qの応化実験(専門)第二、田中助教は2年生3Qの応化実験第二をそれぞれ担当しています。

 

 
 
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