研究室忘年会(12月25日)
久し振りに引地シェフが腕を振るってゼミ室での忘年会となりました。
Pacifichem2000(12月14-19日) ハワイにて
5年に一度の環太平洋諸国の化学の学会がハワイで開催され、当研究室からは穐田・引地・大図が参加しました。
引地助手が平成12年度日本化学会進歩賞の受賞者に内定したという連絡が入りました。研究の成果が一つの形で実を結び喜ばしいかぎりです。おめでとう。今後とも一層活躍されることを期待しています。研究室のメンバーの励みにもなります。
卒業生の方々是非お祝いの言葉を送ってあげてください。お祝いをかねて少し拡大バージョンの新年会を計画します(上記参照)。
松坂裕之先生講演会(12月6日)
本年度非常勤講師として都立大理学部 松坂先生をお呼びしました。ご自身の研究も含め、多核錯体について丁寧にご講演していただきました。
演題: 遷移金属−典型元素及び遷移金属−遷移金属結合の形成を活用した新規多核貴金属骨格の構築
Yun Chi教授講演会(11月1日)
昨年から清華大学-東工大は定期的に有機化学系学生の研究交流のためのシンポジウム(10月30-31日)を開催しています。Yun
Chi教授がこのシンポジウムに参加される機会を利用して、資源化学研究所で講演をしていただきました。Yun Chi教授は穐田助教授がpostdocをやったShapley教授の研究室で学位をとられました。
演題: Metal Chemical Vapor Deposition:Precursor Design and Applications
Dixneuf教授講演会(10月25日)
遷移金属錯体触媒反応を長年にわたって研究されているDixneuf教授(フランス レンヌ大学 化学科)がすずかけ台セミナープラザで開催される2000
ISOR-TOKYOに参加される機会を利用して、資源化学研究所で講演をしていただきました。
演題: New ruthenium catalysts for alkene
metathesis
7月15日に結婚した笹倉君から結婚式の写真入りの挨拶状が届きました。お幸せに。
田中三保子さん来訪 (9月30日)
4月に卒業したばかりの田中三保子さんが訪ねてきてくれました。いつのまにか資生堂の研究所に勤務していました。元気そうでした。
博士論文発表会 (9月22日)
白沢信彦君の博士論文発表会が開催されました。
論文題目 ヒドロトリスピラゾリルボレートを配位子とする
配位不飽和有機金属錯体の合成研究
発表終了後、打ち上げをしました。卒業生の吉澤泰行君(ファイザー製薬勤務)も勤務終了後かけつけてくれました。
大学院入試 (8月16,17日)
来年度入学予定の大学院修士課程入学試験が行われました。来年4月からは現在在籍中の4年生(1名)に加えて新たに3名、合計4名のM1学生が加わることになります。
福渡(旧姓 吉田)由布子さん出産 (8月12日)
平成8年(1995年)春修士課程を修了し、現在東京ガスに勤務している福渡(旧姓 吉田)由布子さんが男のお子さんを出産されました。おめでとうございます。母子ともに順調のようで何よりです。以下ご本人からのメールの一部を転載します。
(8/26)「こんにちは。福渡です。残暑厳しい折ですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。8月12日予定日通りに息子「渓太(けいた)」が無事生まれました。3530gと大きく元気な赤ん坊なので泣き声が大きくて毎日世話が大変ですが丈夫そうで一安心しています。写真はだんだんと目が開くようになってきた生後10日のものです。毎日顔が変わるので見ていてあきません。」
(続報 9/5)「息子の顔を見ると、絶対に私の子!と思うのですが、自分がいわゆる母親になった実感というのはないですねえ。夫と息子が溺れていたら迷わず息子を助けるつもり(夫には自力で頑張ってもらう)なので、愛情や責任感みたいなものはちゃんとありますが。母という立場が受け入れがたいのかも。外出できるようになって人からお母さんと呼ばれるようになって初めて実感するのかも知れません。(結婚したときも妻になかなかなれませんでしたし) 今は子供が初めてしゃべる言葉にパパとママのどちらが選ばれるかの戦いに勝つべく、「ママ」を毎日刷り込んでいるぐらいです。
昼寝中の息子を横目にメールしています。睡眠がこまぎれになるというのは本当ですね。ほとんど寝ているはずなのに、2時間連続して寝てくれればいい方で、何をするにも起きはしないかとはらはらしてしまいます。甘えん坊で、抱っこじゃないと寝付いてくれないし。これが育児の醍醐味っていうものなんですか?どっぷりはまっています。」
穐田助教授 ヨーロッパ出張 (6月29日-7月22日)
穐田助教授が、7月9日-14日にイギリス・エジンバラで開催された第35回国際錯体化学会議で発表する機会を利用して、フランス・ドイツ各地をまわって講演してきました。
途中 Ludwigshafen にいる Mock さんに会ってきました。半年ほど前にPh.D.を修了して現在はドイツ最大の化学会社 BASF に勤務しています。研究所も見学させてもらいましたが、広大な敷地の中に多くの研究所と工場があり、ここで世界で最初に稼働したプラントなども数多くあるそうです。Mock さんは現在1.5グループくらいをまとめているそうで、よい同僚にも恵まれ元気にまた楽しそうに働いていました。Holger さんも元気にしていました。日長の evening はワインフェスティバルに連れて行ってもらい、電車で20分ほどの Heidelberg にも行きました。でもドイツ人はワインを 500cc のグラスでビールのように飲むからすごい! 写真は下記からたどってください。(穐田)
笹倉裕行君 結婚式(7月15日)
平成10年3月に修士課程を修了した笹倉裕行君(明治製菓勤務)が結婚されました。結婚式には引地助手が出席、穐田助教授は残念ながら海外出張中で欠席。お幸せに。
鈴木研究室・碇屋研究室と野球 (6月7日)
春秋の恒例行事となった大岡山・化学工学科の鈴木寛治研究室・碇屋研究室と野球の試合をしました。研究室単独でチームを組むには人数が足らないので、鈴木研究室の旧諸岡・穐田研OBを借りての試合となりました。結果は0-1の惜敗でした。
懇親を更に深めるために試合後自由が丘でコンパ。全体におとなしめな人々が穐田研の人々です。いつになく盛り上がり、沈没者もでるほどで、どこの研究室でも実験で欲求不満がたまるのは避けられないようです。
福渡(旧姓 吉田)由布子さん来訪 (5月31日)
平成8年(1995年)春修士課程を修了し、現在東京ガスに勤務している福渡(旧姓 吉田)由布子さんが所用で近くに来たついでに立ち寄ってくれました。
8月中旬に出産予定とのことで大きなおなかをかかえて登場しました。母子共に順調のようです。出産後も仕事を続けられる環境を整えるべく、いろいろな難問と力強く格闘している様子でした。中身は学生時代と変わらず、おもしろい話題には事欠かない吉田さんでした。
中西貞裕君の近況 (5月24日)
一昨年(98年春)修士課程を修了し、現在日東電工に勤務している中西貞裕君が近況を知らせてくれました。仕事は至って順調の様子で、5月半ばにアメリカ西海岸で開催されたSID2000 (Society for Information Display)というディスプレイ関係の学会で発表をしてきたそうです。以下メールを抜粋しました。
「アメリカ学会は、先週こなしてきました。発表自体は、ほぼ完璧に原稿を覚えていったので問題はなかったと思います。ただ、発表会場がトラブル続きで、用意していったスライドが使えず、持参したパソコンを使い(発表直前にコネクタが使えなくなったり)、発表途中にマイクが聞こえなくなったり、といろいろありました(15分の持ち時間が25分になったと思います)。質問時間(5分)は、わけわからん応答をしてしまったような気がしますが、その後の1時間のポスターセッション(質問時間)では、外人が僕のつたない英語に付いて来てくれて有意義なディスカッションが出来たような気がします。
学会の他に、ユニバーサルスタジオとサンタモニカの海とUCLAを見てきました。ユニバーサルスタジオはめちゃくちゃ面白かったです。大阪に進出してくるという噂を聞くので、また行きたいです。「本場にも行ったんだよね〜」と自慢出来るようになったので、なおさら。会社の一緒に行った人と(に)写してもらいました。自分のデジカメです。サンタモニカの海は、まだ寒かったですけど、アメリカ人は泳いでました。なんて奴等でしょう。彼らは丈夫でデカかったです。同じ人間なんでしょうか?UCLAは、会社の人間がプロジェクトで研究していて、その研究室を覗いてきました。この大学のとんでもなくデカかったです。やっぱり、ユニバーシティはいいですね。」という単科大学出身者のコメントでした。
なおこのメールは、昨年末の中西君からのお歳暮に対する学生諸君からのお礼のハガキが書きかけの状態で助教授の机の上の資料(ゴミ)の山から発掘されてきたので、それを投函したものに対する返事でした。中西君半年遅れのお礼状になり、また学生さんたちも含め大変申し訳ございませんでした。以後気をつけますので、気を悪くせずに今後ともよろしくおつきあい下さい。(穐田)
藤田晃優君送別会 (4月29日)
4年生の時以来6年間にわたって研究室に在籍し、去る3月に学位を所得したばかりの藤田晃優君が5月から大分大学ベンチャービジネスラボラトリーの博士研究員として勤務することになり、送別会を催しました。久しぶりに引地助手の手料理が登場しました。連休の初日でしたが、卒業生も数名顔を出してくれました。なお藤田君は連休明けの5月9日に大分に旅立ちました。
藤田君の活躍を期待します。
大島憲昭君来訪 (4月28日)
東ソーに勤務している大島君(昭和60?年度博士修了)がほとんど十年ぶりくらいに訪ねてきてくれました。電子材料関係の分野は競争が激しいらしいです。元気に活躍の様子で、新企画のグループリーダーになったとのことで、一層の活躍が期待されます。
武蔵秀樹君来訪 (4月15日)
日産化学に入社したばかりの武蔵秀樹君が後かたづけにやってきました。元気そうでした。
櫻井愛三君来訪 (4月14日)
住友3Mに勤務している櫻井愛三君が来訪しました。
花見 (4月7日)
岩本先生、小坂田・森研究室のグループと合同で恒例の花見をしました。
入学式 (4月6日)
新学期が始まり、今年度は下記の5名の学生さんたちが研究室に加わることになりました。職員も入れて総勢12名です。
4年生 田中修吉(3年ぶりの学部4年生)
M1 小松南美(上智大)・吉満真一(中央大)
D1 菅原健一朗(東邦大)・鬮目(くじめ)理人(名古屋大)
今井貞子さん来訪(4月5日)
仕事の関係で近くに来たそうで、研究室に立ち寄ってくれました。
Karl Kirchner教授来訪 (4月1日)
オーストリアのウィーン工科大学Karl Kirchner助教授が来訪しました。Cp, Tp配位子を含んだ遷移金属錯体を精力的に研究されており、我々の研究ともオーバーラップするところが多く、終日ディスカッションし、夜には実験室の移転に頑張った研究室のメンバーと穐田助教授宅で夕食をともにしました。よくしゃべる人でした。なおKirchner先生は九大 永島先生の招きにより来日されました。
岩本先生着任 (4月)
有機資源部門担当教授として北海道大学から岩本正和先生が着任されました。
李 康煕君帰国 (3月31日)
韓国からの留学生李 康煕君が3月に博士の学位を取得し、帰国しました。研究生・修士課程を含め約6年にわたって滞日し、いろいろなエピソードをまき散らして帰国しました。
吉澤道人君来訪 (3月28日)
昨年修士課程を修了し、現在名古屋大学の博士課程で勉学に励んでいる吉澤君が化学会年会に出席するついでに研究室に立ち寄ってくれました。研究室は移転の真っ最中でてんやわんやでしたが、親切にも手伝ってくれました。ありがとう。元気に勉学に励んでいる様子でした。
追伸 吉澤君以外にも3M勤務の櫻井君(3/24)、4月から博士課程入学予定の鬮目君、菅原君も手伝ってくれました。大変助かりました。ありがとうございました。
追いコン (3月20日)
卒業生の追いコンを町田の地ビール屋さんで開催しました。本年度の卒業生は以下の通りです。活躍を期待します。
博士課程 馬 徳強・藤田晃優
修士課程 後藤伸幸・橋本真理子・武蔵秀樹・吉澤泰行
学部 田中三保子(北里大外研生)
奥 智治君来訪 (3月18日)
日本触媒に勤務している奥 智治君が三連休を利用して訪ねてきてくれました。引地助手の同級生です。
修士論文発表会 (2月18,19,21日)
下記の修士論文発表会は無事終了しました。
後藤伸幸
メチル置換ヒドロトリスピラゾリルボレートを配位子とするパラジウムパーオキソ錯体の合成
橋本真理子
ヒドロトリスピラゾリルボレートを配位子とするロジウム酸素錯体の合成
武蔵秀樹
鉄ポリインジイル錯体の環化反応を経る多核錯体の合成
吉澤泰行
ヒドロトリス(ピラゾリル)ボレートを配位子とするマンガン錯体による酸素活性化
助教授の誕生日(1月31日)
1月31日は穐田助教授の誕生日でした。(1957年生まれです。今年は年齢計算が簡単な年です。ろうそくの数でもわかるかな。)例年修論などで忙しい時期ですが、みんなでお祝いをしました。
博士論文発表会 (1月24日)
一昨年博士課程単位取得後満期退学した韓
堯翰 君の論文発表会が行われました。
Working mechanism of highly functionalized multicomponent
bismuth molybdate catalyst for the selective oxidation of olefin
末崎瑞穂さん・笹倉裕行君・鈴木崇介君来訪 (1月22日)
一昨年春修士課程を修了した末崎瑞穂さん(旭硝子勤務)・笹倉裕行君(明治製菓勤務)・鈴木崇介君(ハウス食品勤務)がそろって研究室を訪ねてくれました。それなりに社会人らしくなっていました。たまに来ると実験室はクサイらしいです。
博士論文発表会 (1月6,7日)
本年度は3名の博士課程最終学年の学生が発表しました。また馬さんの発表の日は本人の誕生日でもありました。
藤田 晃優
新規多座アニオン性配位子の合成および
その遷移金属錯体への誘導
馬 徳強 (国際大学院)
Synthesis and Reactivity of Half-sandwich Complexes
of First Row Metals Containing Klaeui's Tripod Ligands
李 康煕
Study of Propane Oxidation over Complex Metal Oxide
Catalysts