Lapinte教授講演会(11月14日)
研究室の学生さんには雑誌会の論文などでなじみの深いフランス レンヌ大学 Lapinte教授に、香港での共同研究の帰途私たちの研究室に立ち寄って、講演していただきました。
Information Transfer in Ditopic Organometallic Complexes Mediated by Carbon Rich Bridges
独特のフレンチアクセントでしたが、私たちの研究と関連深いポリインジイル錯体の物性に関する興味深い講演でした。
このあと広島(中沢先生)、仙台(飛田先生)を訪ねられますが、ご本人は生ガキが好物とのことで、両地ともカキの名産地、しかも日本三景、秋まっただ中、日本人でもなかなか味わえない秋を満喫されることと思います。
太田啓介君来訪(10月18日)
1997年に修士課程を修了し、現在昭和電工(大分)に勤務している太田啓介君が、当キャンパスの総合研究館で開催されたネットワークポリマーの討論会に参加したついでに立ち寄ってくれました。ますます細身に磨きがかかってきたようです。
引地助手、東京大学に講師として昇任・異動(10月16日)
1996年から6年間にわたって研究室をまとめてくれた引地助手が、10月16日付で東京大学の講師として昇任・異動しました。昇任おめでとうございます。またこれまでの助手としての働きに対して心から感謝します。あの大きい声とシェフの才能(もちろん化学の才能も)が目の前からなくなると思うと寂しい限りですが、新天地での御活躍を祈ります。学部から15年余にわたって東工大で過ごした生粋の東工大人間ですが、東大生に負けないように頑張ってください。新しい研究場所は東京大学大学院
工学研究科 応用化学専攻 水野哲孝先生の研究室です。
引地助手が抜けた穴がどれくらい大きいかまだよくわかりませんが、学生さんたち、アクティビティーをおとさないよう私と一緒にがんばりましょう!
なお新しい連絡先は以下の通りです。
引地 史郎
東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻
〒113-8656
東京都文京区本郷7-3-1
Phone: 03-5841-7275(居室)・03-5841-7273(実験室)
hikichi@appchem.t.u-tokyo.ac.jp
穐田
今井貞子さん出産(9月26日)
1997年3月に博士課程を修了した今井貞子さんが女の子を出産したそうです。おめでとうございます。以下ご主人の城戸さんからのメールの抜粋です。しばらくは実家の松山にいるそうです。その後はしばらく産休をとって社会復帰するそうです。
「 9月26日、今井は無事に女の子を出産しました。2860グラム。おかげさまで母子ともに元気で過ごしております。
名前は「麻衣子(まいこ)」。音の響きや、名字のバランスなどで決めました。「麻の中の蓬(よもぎ)」という荀子の言葉もあって「曲がって伸びる蓬も、まっすぐ育つ麻の中で育てばまっすぐ育つ」という意味らしく、なるほど麻はまっすぐ伸びる意味があるのかと。
今井は寝不足に悩まされながらも、頑張っています。夜泣きしないので助かっているようです。
うちにも家族が1人増えました。今後ともよろしくお願いいたします。」
引地助手歓送会第一弾
+ 櫻井愛三君来訪 + すずかけ祭(10月6日)
10月6-7日と今年もすずかけ祭が開催されました。それにあわせて岩本研のメンバーも参加して、引地助手の歓送会第一弾を開催しました。引地助手の希望により各人が食べ物・飲み物を持ち寄ることにし、一部手作りのものも登場しました。これなら今後も大丈夫という引地助手の一応のお墨付きも頂戴しました。 途中から9月15日に結婚したばかりの櫻井愛三君が奥さんを連れて参加しました。
藤田君からのメール(9月26日)
アメリカ・デラウエア大学でポスドク修行中の藤田君から日本語環境でメールが使えるようになった旨連絡があり、ついでに大学近辺の写真を送ってきてくれました。本人の写真が入っていませんが、それは次回に期待することにして、皆さんメールでも送って激励してあげてください。アドレスは koyu@chem.udel.edu です。また例の大事件にも巻き込まれることなく元気に頑張っているようです。以下藤田君からのメールです。
さきほど、研究室の方に行ってきました。
日曜(9/23)なのですが、本当にいまはやることがないので、ただ実験室にいくだけです。まあついでに写真も撮ってきたので送ります。ちょっと説明します。
昨日はちょうどDr. Trofimenko が私の実験台のまえを通りかかったので自己紹介をかねて挨拶をしました。思っていたよりも高いトーンの声でしたね。彼が言うには「私は一度だけ日本に行ったことがある。モロオカには会った。」「(例の)200ページもの本を執筆して疲れた。知っているかな?」...などなど。まあまだいろいろとたくさんはなしてくださったのですが...
昨日、ビールがなくなりそうだったので酒屋に買いに行ったときのこと何を買おうか選んでいると、おねーさんが「ハーイ!何をお探し?」というのでYuengling
(Washington D.C. 周辺ではメジャーな銘柄だそうです)を示すと、「これがオススメよ!」といわれました。
ので、そのとおりのビールを...まあ、確かにおいしかったです。確か銘柄がKillarney:s。(6本で5.99ドル)
それでは。
引地助手昇任人事決定(9月19日)
資源化学研究所9月教授会で引地助手の昇任人事が承認されました。
櫻井愛三君結婚式(9月15日)
9月15日櫻井愛三君・福喜多真弓さんの結婚式および披露宴がランドマークタワー内のホテルで行われました。ハンサムな新郎と美人の新婦でお似合いのカップルでした。研究室関係者も数人招待され、なかでも高橋良明君の「おふくろさん」の絶唱が会場の雰囲気を明るく一変させ、寺田さんもびっくりでした。幸せな結婚生活を築かれますように。
(結婚式の写真は10/6欄にのっています)
白沢信彦君来訪(8月21日)
4月から分子研で博士研究員となった白沢君が来訪しました。太ったように見えましたが、本人は変わっていないと主張していました。元気に頑張っている様子でした。翌日から八ヶ岳近傍で行われるセミナーに出席する途中とのことでしたが、台風11号来襲の日で一体どうなったことでしょう。
今井貞子さん来訪(8月11日)
大きなおなかをかかえて今井貞子さんが御夫君の城戸さんと一緒に訪ねてきてくれました。9月下旬に出産予定とのことです。おなかの赤ちゃんも含めて家族そろって順調の様子で何よりです。顔などもずいぶんふっくらとして、いよいよ母親間近という感じでした。元気な赤ちゃんが授かりますように。
大学院入試(7月31日
- 8月1日)
例年より一月早くなりましたが、大学院修士課程の入学試験が行われました。
Evamarie Hey-Hawkins 教授講演会(7月27日)
ドイツ ライプチヒ大学 化学科 Evamarie Hey-Hawkins 教授の講演会を開催しました。講演のタイトルは下記の通りでした。ドイツ国内で無機化学関係の女性のfull professorはHey-Hawkins教授を含めてお二人しかいらっしゃらないそうです。元気な先生でした。
Heteronuclear Complexes Bridged by Bifunctional Ligands
藤田晃優君・小杉正博君来訪(7月19日)
アメリカ行きをひかえた藤田晃優君(5月26日の項目参照)が挨拶に来ました。7月27日に旅立つそうです。卒業生の小杉君(カシオ計算機勤務)も藤田君激励のため、久しぶりに顔を出してくれました。
お中元有り難うございました
今年の夏もたくさんの卒業生からお中元をお送りいただき有り難うございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
卒業生最近の動向
香田 隆之 君(味の素 勤務)
7月からタイに長期駐在。本人曰わく数年の予定とか。5月末あたりから週末は送別会続きのようです。
角田 聡 君(丸善石油化学 勤務)
3月末で鈴木研への出向が終わり帰社。5月10日第二子長女なつきちゃん誕生。
Chung Minchul 君(Samsung 勤務)
アメリカでのポスドクを終え、1月から韓国に帰国し就職。
奥 智治 君(日本触媒 勤務)
昨年秋より大岡山の化学工学科の一室で、化学技術戦略推進機構の研究グループの一員として超臨界を利用した反応の研究をしています。しばらくいるようです。鈴木(寛)研を訪ねる用があったらついでに立ち寄ったらいかがでしょう。
藤田 晃優 君
6月いっぱいで大分大学博士研究員を退職して、いよいよ7月下旬にアメリカ・デラウエア大学に出発の予定。
櫻井 愛三 君 (住友3M 勤務)
9月に結婚の予定。おめでとうございます。
鈴木寛治研・碇屋研とボーリング(6月6日)
春秋恒例の大岡山鈴木寛治研・碇屋研との野球試合の予定でしたが、残念ながら雨のためボーリング大会に変更となりました。アベレージ120程度の接戦でした。終わった後自由が丘でコンパ。去年に比べると何事もなかったかのような、おとなしい宴会でした。
高橋良明君・櫻井愛三君来訪(6月2日)
2年前博士課程を修了し、筑波の物質研でポスドクをやっていた高橋良明君が尋ねてきてくれました。この4月から昭和電工に勤務しています。久しぶりでしたが元気そうで、相変わらずかん高い声で笑っていました。
予定を合わせて櫻井愛三君も尋ねてきてくれました。9月に結婚の予定とのことで、準備に忙しそうでした。
藤田晃優君来訪・アメリカ留学(5月26日)
一年前博士課程を修了し、現在大分大学ベンチャービジネスラボラトリーで博士研究員をしている藤田晃優君が尋ねてきてくれました。大分で一年経ったので、国内外の博士研究員に応募した結果、7月からデラウェア大学Riordan教授の研究室でポスドクをすることに決定しました。すでに研究室のメンバーのリストに入っていました。期待半分、不安半分のようでしたが元気にしていました。夜は少し気が早いですが壮行会第一弾を開催しました。活躍・発展を祈っています。なおこの学科には私たちの研究と非常に関係が深いTrofimenko, Theopoldといった研究者が在籍しています。
キャンパス名を「すずかけ台キャンパス」に変更(5月25日)
これまで「長津田キャンパス」となっていたキャンパス名を5月25日の東工大創立120周年を記念して「すずかけ台キャンパス」に変更することになりました。長津田と間違える来客が多いのが変更の一因のようです。
引地助手誕生日(5月13日)
引地助手の誕生日を前日の12日(土)お祝いしました。お返しに14日(月)はケーキを作って来てくれました。
Mark Humphrey 教授講演会(4月20日)
穐田助教授のアメリカでのpostdoc仲間で現在オーストラリア国立大学で研究されているMark G. Humphrey 教授の講演会を開催しました。共同研究のため1ヶ月の予定で理化学研究所を訪れている合間をぬって来所いただきました。聴衆のみなさんは耳慣れないAustralian accentにとまどい気味でした。
Syntheses, electrochemical and optical properties of ruthenium acetylide complexes and dendrimers
(ルテニウムアセチリド錯体及びデンドリマーの合成並びに電気化学的・光学的性質)
白沢信彦君来訪(4月14日)
昨年12月に学位を取得し、学術振興会特別研究員として在籍していた白沢信彦君が、4月から分子科学研究所 分子物質開発研究センター 鈴木敏泰助教授の研究室で博士研究員として採用されました。先輩の結婚式に列席するため東京に来たついでに顔を出してくれました。
入学式 (4月5日)
本年度は以下の諸君がM1として研究室に所属することになりました。()内は出身大学。
小林 千穂 (横浜市立大学)
竹下 誠 (東邦大学)
田中 修吉 (東京工業大学)
真鍋 義隆 (中央大学)
翌4月6日には岩本研と合同で、新入生歓迎を兼ねて花見をしました。
引地助手 日本化学会進歩賞受賞 (3月29日)
さる3月29日甲南大学で開催された日本化学会の総会の席上において平成12年度日本化学会進歩賞を受賞しました。研究の成果が一つの形で実を結び喜ばしいかぎりです。おめでとう。今後とも一層活躍されることを期待しています。研究室のメンバーの励みにもなります。
賀 徳華君来訪 (3月13日)
平成3年3月に博士課程を修了した賀 徳華君(現在 中国清華大学助教授)が東京での国際会議の出席のついでに研究室に立ち寄ってくれました。卒業後もしばしば日本に滞在しているそうです。
櫻井愛三君来訪 (2月23日)
平成11年3月に修士課程を修了した櫻井愛三君(住友3M勤務)が研究室に立ち寄ってくれました。彼にしては久しぶりの来訪でした。2月いっぱいは野球・バレーボールともにシーズンオフで週末はのんびり過ごしているようです。
修士論文発表会 (2月16-19日)
下記の修士論文発表会は無事終了しました。
大図佳子
ヒドロトリスピラゾリルボレートを配位子とする
ニッケル及びコバルト単核酸素錯体の合成と反応
加藤伸一君来訪(2月2日)
1997年3月に修士を修了した加藤伸一君(現在日本板硝子勤務)が出張の帰りに顔を出してくれました。元気そうにしていましたが、学生の時に比べて非常に口数が多くなっているのが印象的でした。なかなか面白い話題もありましたが、本人の希望により中身は秘密です。
白沢信彦君学位授与式 + 助教授の誕生日(1月31日)
12月31日付で博士(工学)の学位をとった白沢信彦君の学位授与式がありました。おめでとう。4月からは分子研で博士研究員の予定です。活躍を期待しています。
1月31日は例年助教授の誕生日(あたりまえ!)で、当日は急用だったため、2月1日にケーキでお祝いしました。
研究室新年会(1月27日)
引地助手の化学会進歩賞受賞内定のお祝いをかねて、研究室の新年会兼同窓会を開催いたしました。なんのたたりか新年会当日関東地方はこの冬一番の大雪で、遠距離交通機関の乱れのため出席できなかった2名をのぞいて36名が出席しました。内訳は在籍者が11名、卒業生は25名でした。諸岡先生(1, 2)も参加され、また予想以上に多くの卒業生が集まり、引地助手の人気がうかがえます。
卒業生を代表して笹倉君から記念品(コーヒーミルとコーヒー)がわたされました。(挨拶する引地助手) 出席者からはお祝いの言葉と共に、今後の一層の活躍を期待する声が多くありました。
なお今回は引地助手と共に研究室生活を送り、かつメールで連絡が取れる方にのみしか案内を差し上げませんでいたが、全体の同窓会は折を見て企画いたしますのでご了承下さい。(穐田)