大岡山キャンパス東工大蔵前会館において、令和4年度手島精一記念研究賞の授与式が行われました。
当研究所の教員３名が、博士論文賞・若手研究賞・発明賞をそれぞれ受賞しました。

手島精一記念研究賞は、東京工業大学の前身である東京工業学校及び東京高等工業学校の校長として25年有余にわたり工業教育に努め、日本の工業教育の進展のために多大な貢献を果たした手島精一校長が1917年に退官した際、その功績を称えるため、当時の政界、財界、教育界の諸名士が発起人となって募金が行われ、設けられたものです。創設以来、本学関係者及び本学大学院学生の研究を奨励し、多くの優れた業績の栄誉を称えています。

授賞式

2023年3月14日（火）

■博士論文賞

生命理工学関係部門

• 受賞者:安田 貴信 助教
• 業績題目: 高性能な蛍光・発光免疫センサー創出のための分子設計とその解析

■若手研究賞（藤野・中村賞）

• 受賞者: 田中 裕也 助教
• 業績題目: 金属錯体ナノ材料における単一分子機能の創出

■発明賞

• 受賞者:上田宏 教授 ほか
• 業績題目:抗原検出または測定用キット

関連情報

• 東工大ニュース: 令和4年度手島精一記念研究賞の授与式を挙行
• 手島精一記念研究賞の由来