無機機能化学部門

大学院総合理工学研究科・化学環境学専攻
環境調和分子設計講座 (協力)

教 授:山元 公寿 (Prof. : Kimihisa YAMAMOTO)
准教授:成毛 治朗 (Assoc. Prof. : Haruo NARUKE)
助 教:今岡 享稔 (Assist. Prof. : Takane IMAOKA)
助 教:アルブレヒト (山下) 建 (Assist. Prof. : Ken ALBRECHT)

 金属タンパク質に代表されるような有機-金属ハイブリッドナノ材料は、組成・構造に無数の組み合わせが可能で、金属の物性と有機骨格の設計自由度を活かした多重機能の発現が期待されます。多くの元素を元に精密ナノ構造体を自在に組み上げる一般的手法の確立は、未知の次世代ナノ材料の誕生につながる重要なナノテク戦略の要として位置付けられています。
 精密無機機能化学を基盤として新しい領域の拓くための新概念の創出を目指し、あわせて、環境、 生体機能、エネルギー科学などに波及する革新的な機能を持つ未来ナノ材料の創製に挑戦しています。

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主要な研究

世界初!ナノ空間内の金属が放射状に配列

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樹木型高分子の一種であるフェニルアゾメチンデンドリマーは、それぞれの分岐骨格に配位性のシッフ塩基が組み込まれており、複数の金属と錯形成ができます。常識的に考えれば、この金属集積プロセスは系が乱雑になるように進行するはずですが、この系では反対に乱雑度が最小になるように、内側の層から段階的に集積されていくことが判明しました。

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サブナノサイズ白金超微粒子による酸素還元

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白金ナノ粒子は、そのサイズが3 nm(ナノメートル)を切ると、微小化とともに触媒活性が低下すると言われてきました。我々は、1 nm前後のサイズ領域で粒径が定まった白金超微粒子を定量的に合成できる新手法を開発し、触媒活性を再度精査したところ、触媒活性がむしろ向上しうるという従来の定説を覆す結果を得ました。

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近赤外光を可視光に変えるアップコンバージョン蛍光体

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近赤外光を可視光に変える材料『アップコンバージョン蛍光体』を研究しています。アップコンバージョンが発見されてからすでに40年以上になりますが、実用上優れた材料はほとんど見つかっておらず、どのような物質が発光に適しているかといった指針も確立されていません。私たちはより高機能で、より高効率な材料の探索と機能解明に取り組んでいます。

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