主要な研究
世界初!ナノ空間内の金属が放射状に配列

樹木型高分子の一種であるフェニルアゾメチンデンドリマーは、それぞれの分岐骨格に配位性のシッフ塩基が組み込まれており、複数の金属と錯形成ができます。常識的に考えれば、この金属集積プロセスは系が乱雑になるように進行するはずですが、この系では反対に乱雑度が最小になるように、内側の層から段階的に集積されていくことが判明しました。
サブナノサイズ白金超微粒子による酸素還元

白金ナノ粒子は、そのサイズが3 nm(ナノメートル)を切ると、微小化とともに触媒活性が低下すると言われてきました。我々は、1 nm前後のサイズ領域で粒径が定まった白金超微粒子を定量的に合成できる新手法を開発し、触媒活性を再度精査したところ、触媒活性がむしろ向上しうるという従来の定説を覆す結果を得ました。
近赤外光を可視光に変えるアップコンバージョン蛍光体

近赤外光を可視光に変える材料『アップコンバージョン蛍光体』を研究しています。アップコンバージョンが発見されてからすでに40年以上になりますが、実用上優れた材料はほとんど見つかっておらず、どのような物質が発光に適しているかといった指針も確立されていません。私たちはより高機能で、より高効率な材料の探索と機能解明に取り組んでいます。

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