原子分子ダイナミクスと化学反応駆動のシンポジウム(一般公開)のご案内

触媒とは、化学反応において自身は変化しないが、反応速度を変化させる物質とされます。しかし、この「自身は変化しない」という定義は、近年生み出されている新しい触媒材料には当てはまらなくなってきています。学術変革領域(B)「反応駆動学」は、こうした既存概念を刷新し、カーボンニュートラルの実現など社会的要請に応える新しい学問の確立を目指して、2022年度に発足しました。現在求められているのは、活性点やその周辺のダイナミクスを原子/分子レベルで明確にし、これを理解した上での材料設計への還元です。本領域の研究者に加え、物質や反応のダイナミクス、複雑な現象の理解に貢献するデータサイエンスの分野で活躍している研究者も招待して、シンポジウムを開催いたします。

日時:  2023年6月19日(月)  13時~18時

会場:  東京工業大学 大岡山キャンパス 蔵前会館 ロイアルブル-ホ-ル

     http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/access/index.html

入場料:無料

参加申込:https://www.t2form.titech.ac.jp/sv/424852?lang=ja