サブナノ粒子の機能開拓


デンドリマーをリアクター (反応器) として合成した1 nm以下のサブナノ粒子がどんな化学的性質を示すか、その機能開発に向けた応用研究は始まったばかりです。その最大の特徴は表面に露出している原子数の割合が9割を越すため、表面の反応性がきわめて高く、かつ、反応基質を活性化する反応点 (構造欠陥) を多く持つことです。これに着目して、従来の固体触媒やナノ粒子触媒では、達成できない飛躍的な触媒活性を示すことを見出しました。複数元素で構成される合金サブナノ粒子を用いて、反応基質に適した触媒をデザインできる「革新的なサブナノ触媒」の開発を展開しています。
磁性ナノ粒子は極小化により磁化が顕著に減少しますが、精密に調製されたサブナノ粒子は硬磁性(永久磁石)や軟磁性(電磁石)の磁気特性を観測することができました。この特性を活かして、サブナノ粒子の超高密度記録素子に向けた機能開拓を目指しています。

グループのメンバー


GL:田邊 真(特任准教授)
井田 由美、Miftakhul Huda、園部 量崇、小泉 宙夢、冨加津 智哉、