カッティ助教のページ
角田君 ホスト-ゲスト超分子シンポ ポスター賞 (6月28日)
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角田瑠輝君(D1)が、第18回ホスト-ゲスト・超分子化学シンポジウム(オンライン)で優秀ポスター賞を受賞しました。おめでとう! 研究題目は「芳香環カプセルによる環状モノテルペンの内包と異性化」で、最近、論文掲載もされました。角田君は昨年、申込み準備していましたがコロナで中止となり、+1年間分の研究成果を追加しての発表となりました。後日、角田君の名前入りの立派な盾が届きました。
角田君&盾&ポスター
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カッティ博士らの研究論文 J. Am. Chem. Soc. 誌に掲載 (6月17日)
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ロレンツォ カッティ博士(現:金沢大 特任助教)らの研究論文「Supramolecular Singlet Fission of Pentacene Dimers within Polyaromatic Capsules」が、米国化学会の J. Am. Chem. Soc. 誌に 掲載 されました。カッティ博士がペンタセン2量体を内包した種々の分子カプセルを作製し、酒井隼人先生(慶應大)がフィンランドの Tkachenko研でシングレットフィッション(SF)の測定に成功しました(コロナ拡大の直前)。私達のミセル型カプセルを利用することで、水中でペンタセン2量体を簡便かつ安定に合成し、光エネルギーの高効率変換を達成しました!
酒井先生とは2回目の共同研究で、2019年に黒田清徳君(当時M2)が合成した新規なペンタセンチューブのSF測定に成功しました。
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さくらんぼの贈り物 (6月7日)
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山梨のさくらんぼの贈り物(2箱)が届き、みんなで美味しく頂きました。コロナ対策のため集合せず、一人分ずつ小分けして配り、食べました。有難うございました。
さくらんぼ
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角田君 高度人材育成博士フェローシップに採択 (6月2日)
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角田瑠輝君(D1)が、高度人材育成博士フェローシップに採択されました! このフェローシップは、本学独自の新制度で、優秀で熱意のある博士課程の学生を経済的に支援(毎月の給料+研究費)します。本学には様々な博士支援があり、角田君は既に研究院のリサーチフェローに採用されていますが、この採択でサポートがグレードアップします。
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成田さんらの研究成果 日刊工業新聞で紹介 (5月28日)
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成田陽奈さん(今年3月 修士卒)らの研究成果が、日刊工業新聞に「東工大、発光性の糖クラスター 強度・色制御を容易に合成」で紹介されました。私達の芳香環ミセルの生体応用への“第一歩”として、糖で外面修飾した水溶性の芳香環ミセルの合成に初成功しました。色素内包により、高い蛍光強度と幅広い蛍光色を持つ糖クラスターが簡単に作製できます。この独自の合成戦略を応用することで、今後、様々な機能を持つ生体分子クラスターの開発に挑戦します。
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山科助教らとの共同研究 Angew. Chem. 誌に掲載 (5月21日)
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本学理学院の山科雅裕助教と豊田真司教授らの研究論文「Synthesis of Azaylide-Based Amphiphiles by Staudinger Reaction」が、Angew. Chem. 誌に 掲載 されました。山科助教は吉沢Gの卒業生で、今回、簡便な合成法(混ぜるだけ)による新しい両親媒性分子を独自に開発しました。その集合体の構造解析の一部を共同で行いました。
研究最前線 山科博士と一緒に(Tokyo Tech News, 2019)
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角田君らの研究論文 Chem. Sci. 誌に掲載 (5月18日)
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角田瑠輝君(D1)らの研究論文「Cyclic Monoterpenes Trapped in a Polyaromatic Capsule: Unusual Selectivity, Isomerization, and Volatility Suppression」が、英国化学会誌 Chemical Science に 掲載(オープンアクセス) されました。私達オリジナルの分子カプセルを利用することで、植物由来の揮発性分子「テルペン」の選択的な捕捉、特異な異性化、揮発抑制に成功しました。角田君の修士課程の研究成果です。前例のない異性化挙動に関して、豊田真司先生(本学理学院)にご協力頂きました。
豊田研と研究交流会(2019年8月), 角田君は2列目の左から3番目
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工藤君らとの共同研究 本学HP 研究最前線に掲載 (4月12日)
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工藤光日君と井手智仁准教授(東京高専)との共同研究成果「色素分子を "ねじる" と "かさねる" ー分子カプセルの新たな空間機能を開発ー」が、本学HPの研究最前線に掲載されました。本研究は、工藤君が特別実習(インターンシップ)で吉沢研にて1ヶ月半の研究活動を行い、その後も研究を継続しました(十分なコロナ対策の下で)。新規なカルバゾール環ミセルの合成と色素分子の特異な内包挙動を発見し、その研究論文は Angew. Chem. 誌に 掲載 されました!
研究最前線 工藤君と一緒にランチ(手前中央, 2019年8月)
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新メンバー & 新学期スタート (4月6日)
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吉沢研に新メンバーが加わり、新学期をスタートしました。本日午前中に、穐田研と合同でキックオフミーティングを行い、年間予定・研究室ルール・係分担・安全対策・研究室ゼミ・コロナ対策などを全員で確認しました。午後から、研究室のセットアップを開始し、安全で最適な実験室の準備中です。
新メンバー:青木君(信州大)・青山君(農工大)・児林君(明治大)・首藤さん(中央大)・遠山君(理科大)・平田君(東工大)
昨日(5日)、本学の学部/大学院の入学式が行われました。今回は、選抜された学生のみが対面で、他はオンラインでの参加となりました。岸田夏月さん(D1)は、物質理工学院 応用化学系の代表として出席しました。
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土田君らの研究論文 Angew. Chem. 誌に受理 (3月26日)
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土田大和君(M2)の研究論文「An Aromatic Oligomer Micelle: Large Enthalpic Stabilization and Selective Oligothiophene Uptake」が、注目の化学雑誌 Angew. Chem. に 掲載 されました。1月30日に論文投稿して、卒業式の本日、めでたく論文受理となりました! 土田君がM1から開始した「オリゴマー芳香環ミセル」の新テーマで、設計・合成・解析・機能を一人で完結しました。ITCを使った熱力学的考察で、東大・総合文化の平岡先生と新津先生のお力をお借りしました。有難うございました。
少し前に、成田陽奈さん(M2)とL. Catti博士の研究論文「An Aromatic Micelle-based Saccharide Cluster with Changeable Fluorescent Color and its Protein Interactions」も Angew. Chem. 誌に 掲載 されました。蛍光性の糖クラスターの作成と選択的なタンパク質センシングに成功しました。
土田君と成田さんはCSJ化学フェスタで最優秀・優秀ポスター賞も受賞 受賞者たち
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卒業生 合同送別会 (3月15日)
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穐田研究室と吉沢研究室の合同で、修士課程を卒業するメンバー10人の送別会を行いました。今回は学内の広場で、後輩から卒業生に記念品のプレゼントがあり、卒業生から研究室での思い出や後輩へのメッセージなどがありました。また、日本工業大学に異動する小池隆司助教へ、メンバーからのプレゼントもありました。卒業生の皆さんが、会社で大活躍することを期待しています。
追記:吉沢研究室になって最初の卒業生となる岸田さん、成田さん、土田君、角田君(4人とも「田」)から、ドライフラワーの記念品を頂きました。緑丸(=カプセル)の中で沢山の花が咲く(=成果が出る)ことを祈願して!?
送別会 記念品
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研究所のHPに「最新の研究」掲載 (3月1日)
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研究所のHPに、私達の最新の研究成果「水に溶かす便利なナノ道具の開発」が掲載されました。この欄には、研究所内の他の研究成果も丁寧に解説されています(リスト)。
最新の研究
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吉沢教授 Angew. Chem. 誌から感謝状 (2月11日)
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化学分野の注目の総合学術雑誌 Angewandte Chemie (IF = 12.9) から、吉沢道人教授に論文審査数に関する感謝状(Thank You for Being One of the Most Outstanding Referees (top 5%))が届きました。昨年は、世界中の約7000人もの研究者が、本雑誌に投稿された論文を審査したとのことです。感謝状は3回目です。
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学部3年生 半日の研究体験 (1月13日, 12月24日)
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本学の学部3年生が、私達の研究室(穐田研究室と合同)で半日間の研究体験を行いました。これは講義の1つ「研究プロジェクト(4Q)」で、すずかけ台キャンパスの研究室を訪問して、実際に研究活動を体験します。今年度はコロナのため、事前に対面or遠隔の希望を取り、12名が私達の研究室に来てくれました。研究メンバー(幹事は片桐由理さんと上田真祐子さん)の指導の下、2人1組で、私達が開発した水中で使える分子カプセルの合成や内包を行い、全員が実験に成功しました。
実験テキスト モデル実験中 合成・内包実験中
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岸田さん NIMSインターンシップ 参加 (1月5日)
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岸田夏月さん(M2)が、NIMS(物質・材料研究機構、つくば)のインターンシップ制度に採用され、竹内グループに所属して、本日から約2ヶ月間の滞在型の研究活動を行います。本制度は、萩原啓太博士(2012年、中西グループに所属)以来で2人目です。
追記:コロナの影響はほぼなく、岸田さんはNIMSでの研究活動を終了しました。お世話になりました、竹内グループの皆さま、特に杉安先生と佐々木さんに感謝致します。
竹内グループの皆さんと一緒に
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今月の「化学と工業」 (1月4日)
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日本化学会の会誌「化学と工業」の今月号(1月号)に、CSJ化学フェスタで最優秀ポスター発表賞を受賞した土田大和君(M2)のコメントが、写真入りで掲載されました(45頁)。また、穐田・吉沢研の卒業生 村田 慧博士(現 東大生産研・助教)の記事「興味を大切に -金属錯体の光反応に魅せられて-」(特集:教えて 博士!)も同号に掲載されました(10-11頁)。
受賞者コメント
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