穐田研究室は、化学生命科学研究所(旧:資源化学研究所)R1棟の2階東側で活動しています。穐田教授室、3つの実験室、1つの測定室があります。実験室の実験台には、排気フードが設置され(1・2)、フード内に真空ラインが整備されています。また、実験室と居室は、パーティションなどで分かれています。研究室メンバーは、実験台と勉強机を1つずつ自由に(きれいに?)使ってもらっています。
酸素や水に対して不安定な化合物の合成やその性質を調べています。そのため窒素などの不活性雰囲気中で化合物を取り扱う必要があります。シュレンク管と呼ばれる反応容器を、真空ラインに接続して、反応容器内を不活性ガスで置換して実験を行います。最近、有機溶媒精製装置を導入したお陰で、多くの有機溶媒の蒸留が不要となりました。
その他の実験装置として、ロータリーエバポレーター・低温反応装置・光反応装置・乾燥機・凍結乾燥機・GPC・精密天秤・冷蔵庫などがあります。
NMR :化学生命科学研究所の共通の NMR(400 MHz × 3台・500 MHz)を使用. 多核や低温測定も可能.
IR :日本分光製のFT/IR-550
UV :日本分光製のUV分光器
蛍光分光光度計 :島津製作所製の装置
GC-MS :島津製作所製の装置
GC :島津製作所製の GC 3台
MS :化学生命科学研究所の共通の ESI-TOF MS や MALDI-TOF-MS などを使用.
CV :BAS製の装置
発光量子収率測定装置