東京工業大学
科学技術創成研究院
化学生命科学研究所
物質理工学院
応用化学系
(応用化学コース)

A_lab

 
2018年 の ニュース

 田中助教 加藤科学振興会 研究助成 採用 (6月14日)

 


 田中裕也助教の研究提案「メゾスケールサイズを有する有機金属分子ワイヤーの開発と電子移動挙動の解明」が、(公財)加藤科学振興会の研究助成に採用され、銀座ブロッサムで授賞式が行われました。資源化学研究所(現:化学生命科学研究所)は、加藤科学振興会を設立した加藤与五郎博士の寄付を基に創設されました。

 寺田理子さん 来訪 (5月22日)

 


 OGの寺田理子さん(沖縄在住)が、沢山のお土産を持って当研究室に来て下さいました。寺田さんは珍しい経歴で、就職・結婚・子育て後に当研究室(諸岡・穐田研)に研究生として加わりました。器用で確実な実験技術で、穐田教授の下で沢山の研究成果(論文9報以上)を挙げて、博士号を取得しました。吉沢准教授も修士学生の時に大変お世話になりました。以前と変わらず、明るくお元気な姿を見せて下さいました。

 寺田さん&穐田教授 

 Victor Maurizot 博士 講演会 (5月18日)

 


 フランス・CNRSのVictor Maurizot博士の招待講演会を行いました。講演題目は「Aromatic Oligoamide Foldamers : From Secondary to Quaternary Structures」で、分子内の水素結合で形成したラセン状オリゴマーの側面に水素結合部位を導入し、分子間の水素結合によりそれらの2または3分子集合体の構築に成功しました。X線結晶構造解析により複雑なそれらの構造を厳密に決定しました。講演会後、Maurizot博士と研究室のM2学生との個別の研究ディスカッションも行いました。今回は、お茶の水女子大学(棚谷研究室)との共同研究で来日し、当研究室にも訪問して下さいました。

 講演会後 

 すずかけ祭 公開実験 (5月12,13日)

 


 本学のすずかけ祭で、田中裕也助教が中心となり公開実験(「色が変わるスイッチ」と「光るせっけん」)を行いました。天候にも恵まれて延べ350名を超える、幅広い年代の方々に当研究室の研究を体験していただきました。公開実験では、研究室のM1とB4メンバーが一般の方々にわかりやすく分子スイッチや芳香環ミセルの研究を紹介しました。

 公開実験中 

 最近の論文 Org. Chem. Front. 誌の表紙に選出 (5月7日)

 


 小池隆司助教と宮澤和己博士らの論文「Photoredox Radical C-H Oxygenation of Aromatics with Aroyloxylutidinium Salts」が、Org. Chem. Front. 誌の表紙に選出されました。フォトレドックス触媒を活用した芳香環のC-H酸化を達成しました。

 表紙絵 

 すずかけペリパトス駅伝 開催 (5月6日)

 


 本学すずかけ祭の行事の1つで、第2回すずかけペリパトス駅伝(吉沢准教授 実行委員長)を開催しました。学内外から合計30チーム(4人1チーム)が参加し、グループAとBに分かれ、学内の外周道路の折り返しコース(1.9 km)を4往復で競争しました。連休最終日の午後にもかかわらず大勢集まり、風の強い晴天の中、起伏の激しいコースをみんな最後まで走りきりました。今回はスペシャルゲストで、リオパラ銀メダリストの道下美里さんが参加し、丸山先生の伴走で1人で4往復を完走しました。実行委員の先生方、スタッフ、ボランティアコアメンバーのみなさまのご協力、どうも有難うございました。表彰式は、5月12日14時からウッドデッキで行います。

 スタート&道下さん 

 新歓 BBQ (4月21日)

 


 新メンバーの研究と大学院授業がスタートし、少し落ち着いたこの時期に、学内で新歓のバーベキューを行いました。この日は天気が良く、レク係の西岡君が中心となり、新メンバーと協力して肉と野菜を焼いてくれました。また、筒井君の魚の捌きもありました。二次会では、吉沢准教授の誕生日のお祝いの大合唱?がありました。これからの活躍が楽しみな新メンバーとの楽しいBBQとなりました。

 BBQ中 ニ次会後 

 新年度 スタート (4月2日)

 


 本日午前中に全体ミーティングを行い、今年度の研究活動をスタートしました。新メンバーは午後に大岡山キャンパスで学院の応化系ガイダンス、明日の午後は入学式です。今週は研究室のセットアップを集中して行い、来週頭に新人のテーマを決定し、実験をスタートの予定です。研究はみんなの力の「掛け合わせ」です。みんなで協力して、一人一人が注目される研究成果を出して行きましょう。

新メンバー:伊藤君(首都大)、稲葉君(東邦大)、谷口君(学芸大)、 土橋君(青山学院大)、二木君(理科大)、華房さん(理科大)、松下君(東京工専)、 矢代君(理科大)、岸田さん(東工大)、田中君(理科大)

 また、3月31日にレク係の西岡君(M2)の誘導のもと、恩田川へお花見散歩に出かけました。天気が良く、満開の桜を見ることができました。その後、公園に立ち寄り、芝生に座りながら春の陽気を感じました。夕方に簡単な歓迎会を行いました。

 お花見 

 追記:インドのKalyani大学からSwarup Chattopadhyay博士(助教)が(公財)松前国際友好財団の助成を受けて4月から3ヶ月間、当研究室で研究活動を行います。 研究課題は「二核金属フラグメントを基軸とした分子ワイヤーの合成研究」です。日本の文化に興味があるようですので、学生の皆さん是非交流を深めて下さい。

 最近の共同研究成果 Chem.Eur.J.誌の表紙に選出 (3月15日)

 


 東大総合文化の平岡秀一教授らの最近の共同研究論文「 Steric Interaction between Neighboring Components Prefers the Formation of Large Intermediates in the Self-Assembly Process of a Pd2L4 Capsule」が、Chem. Eur. J.誌の表紙およびHot Paperに選出されました。当研究室の貴志博士(現 相模中研)と吉沢准教授らが開発したM2L4型の分子カプセルの形成メカニズムを解明して下さいました。また、豪華な分子カプセルの表紙絵も作成して下さいました。どうも有難うございました。

 表紙絵 

 卒業生 送別会 (3月14日)

 


 レク係の西岡君と筒井君(M1)が中心となり、卒業生の送別会@青葉台を行いました。在校生から卒業生(一部)へ、これまでの感謝の気持ちを込めて、それぞれの個性にあったプレゼントを贈りました。今回は、山科雅裕博士(現 ケンブリッジ大)、田中君と岸田さん(新B4)も送別会に参加し、一緒に卒業生を送り出しました。卒業生のこれまでの活躍に感謝し、今後の更なるご活躍を期待しています。

 1次会後 

 最近の論文 「研究最前線」で紹介 (3月9日)

 


 草葉竣介君(M2)と吉沢道人准教授ら最近の論文「Hydrophilic Oligo(Lactic Acid)s Captured by a Hydrophobic Polyaromatic Cavity in Water」(Angew. Chem. Int. Ed., 2018, 57, in press)が、本学HPの「研究最前線」や、日経バイオテクonline、マイナビニュースで紹介されました。疎水性のナノ空間による親水性の乳酸オリゴマーの特異な分子内包能を発見しました。また、詳細な熱力学的メカニズムも解明しました。

 研究最前線 

 最近の総説 Chem 誌に掲載 (3月8日)

 


 小池隆司助教と穐田宗隆教授の最近の総説「New Horizons of Photocatalytic Fluoromethylative Difunctionalization of Alkenes」が、Cell Pressの注目の雑誌 Chem に掲載されました。フォトレドックス触媒を活用した前例の無い種々のフルオロメチル化反応を開拓しました。

 総説の要旨 

 村井征史博士 進歩賞受賞 と 大図佳子さん 化学技術有功賞受賞 (1月16日)

 


 当研究室の博士研究員であった村井征史博士(現:岡山大 )が、平成29年度の日本化学会の進歩賞を受賞しました。受賞題目は「金属活性種の設計に基づく炭化水素への直截的な官能基導入法の開発」で、ユニークな有機金属触媒反応を数多く開発しました。また、当研究室の卒業生(修士課程)の大図佳子さん(現:住化分析センター )が、化学技術有功賞を受賞しました。受賞題目は「有機エレクトロニクスのための高信頼性・高感度水蒸気透過度測定技術の開発」です。お二人の受賞、研究室一同、心からお祝い申し上げます!

 受賞者一覧

 梅本照雄 先生 講演会  (1月16日)

 


 梅本照雄 先生(浙江省九州製薬有限公司)の講演会「実用的求電子トリフルオロメチル化剤・新Umemoto試薬の開発とその歴史的経緯」を開催しました。Umemoto試薬は、当研究室では小池助教と安博士らが最初にフォトレドックス反応に利用した経緯があり(Angew. Chem. Int. Ed. 2012, 51, 9567)、馴染みのある化合物です。その試薬と新Umemoto試薬の開発の長年の歴史を丁寧に紹介して下さいました。

 講演会後 

 酒井 健 先生 講演会  (1月15日)

 


 酒井 健 先生(九州大学 大学院理学研究院 教授)を非常勤講師としてお招きして、講演会「金属錯体を触媒とした水からの酸素及び水素発生反応の開拓」を開催しました。単核や複核のルテニウム錯体を利用した水素発生反応やコバルト錯体を利用した酸素発生反応に関して、詳細なメカニズムを含む最新の研究成果を紹介して下さいました。講演会前後の学生との個別ディスカッションでは、熱心にご指導下さいました。どうも有難うございました。

 講演会後 

 松本君 CEMSupra 2018 ポスター賞  (1月10日)

 


 松本享典君が、RIKEN主催の国際会議CEMS International Symposium on Supramolecular Chemistry & Functional Materials 2018で"CEMS Rising Star Award"ポスター賞を受賞しました。発表題目は「A Transformable Coordination Double Capsule/Double Tube with Multiple Anthracene Panels」で、ダブルカプセルとダブルチューブの合成とその構造変換を発表しました。本国際会議は今回が第3回目で、当研究室メンバーのポスター賞は初です!後日、RIKENから立派なガラスの楯が届きました。どうも有難うございました。

 閉会式 松本君&楯 

 宮澤博士 海外からの近況報告  (1月5日)

 


 年始にスイス留学中の宮澤和己博士研究員から、近況報告が届きました。

 みなさん、明けましておめでとうございます。人生で初めて海外で年を越しました。スイスは物価が高い以外、治安が良く交通も発達していてとても住みやすい街です。気温は低いですが、室内が暖かいので比較的快適に過ごしています。ただ、アパートには沢山の人が住んでおり、かつ共同キッチンなので自炊がなかなか出来ません。ETH Zurichは設備がとても充実していて驚かされました(地下で液体窒素が汲める!)。そんな中で私の実験台は相変わらずBlue LEDで光り輝いています。クリスマス前はチューリッヒだけでなくベルンやアインジーデルンのクリスマスマーケットに行ってきました(グリューワインが最高)。また、年末休暇に吉沢GのOBでイタリア留学中の鈴木輝さんとヴェネツィア観光しました。ETHからの景色などいくつか写真を送ります。残り2ヶ月間、研究をしっかり行いながら海外生活を楽しみたいと思います。宮澤

 ETHキャンパスから・チューリッヒのクリスマス・ヴェネツィアにて 

 
 
Copyright(C) Akita-Yoshizawa Laboratory. All rights reserved.