東京工業大学     
資源化学研究所    
スマートマテリアル部門
大学院総合理工学研究科
化学環境学専攻    

A_lab

 
2010年 の ニュース

 環太平洋国際会議(Pacifichem)参加 (12月15-20日)

 


 5年に1度、ハワイのオワフ島で開催される環太平洋国際会議(Pacifichem)に、穐田教授などスタッフ4名と学生5名で参加して来ました。講演は朝7時半から始まり5時頃まで、ポスター発表は朝10時から夜9時までありました。ほとんどの学生は初めての国際会議でしたが、英語でのポスターを頑張りました。吉沢准教授は、シンポジウム「Self-assembly and Coordination Chemistry (#164)」を藤田教授らと共同で開催して、34人の研究者に講演して頂きました。my

  シンポジウム講演者

 村田さん レンヌ便り2 (12月08日)

 


 こんにちは、村田@Rennesです。ご無沙汰しております。お元気でいらっしゃいますか? こちらは、いよいよ冬の寒さが本格化し、連日、日中でも雪が降り続くほどの冷え込みです。今年は並年に比べ、寒くなるのが早いそうです。。一方で、街には美しいイルミネーションが灯り、中心部にはクリスマスマーケットも現れ、来るクリスマスに向けて賑わいを見せています。こちらのイルミネーションは、街全体に統一感があって、 日本に比べてやや落ち着いた雰囲気があるように思われます。
 研究のほうは、一連の計算作業に慣れてきたこともあり、大分スムーズに進められるようになってきました。一方で、徐々に実行する計算の系が大きくなっているので、計算待ちの時間が長くなり、少しもどかしい気持ちもしています。それでも、計算作業のほかフランス語の授業や 同じラボの先生による理論化学の授業を受けさせて頂いたり(フランス語なので必死‥)、時折研究棟内で開催されるセミナーに出席したりと、毎日盛り沢山の内容で、とても充実した日々を送っています。(以下省略)

 研究棟 マイデスク クリスマス前の街中 クリスマスマーケット

 李さん 東工大GCOE スイスプログラム (11月20日-12月01日)

 


 東工大GCOE(拠点リーダー:鈴木啓介先生)のスイスプログラム(11月20日-12月1日)に、李稚鴎さん(D3)と吉沢准教授が参加して来ました。このプログラムは、日本の化学の創始者(真島利行、柴田雄次、朝比奈泰彦)がスイスに留学してから100周年を記念して、本学GCOEとスイスの研究者が交流を行うものです。本学からは約20名の博士学生とスタッフが、チューリヒ大学、ETH、ジュネーブ大学と化学系会社ロンザを訪問して、研究発表や討論会、見学会、交流会を行いました。李さんは、2つの大学で口頭発表とポスター発表をしました。my

 チューリヒ大を訪問1,2 ETHの見学発表後 チューリッヒ大で講演講演後 レマン湖 車窓 ジュネーブ大で発表 講演証明(06年吉沢) 旧市街1,2,3 チーズ ロイカバード1,2,3

 鈴木・高尾研・川口研との懇親会 (11月17日)

 


 大岡山キャンパスの鈴木・高尾研と川口研との懇親会を行いました。今回は、あいにくの雨で野球は中止となってしまいましたが、先生方と学生を交えた大変楽しい懇親会となりました。次回は是非、野球の試合も行いたいと思います。st

 Dillip Chand 教授 講演会 (11月16日)

 


 Indian Institute of Technology, Madras校のDillip K Chand教授が、JSPSのBridge Fellowshipで来日しました。このFellowshipは、以前、JSPSのPostdoctoral Fellowshipで日本に滞在した外国人の研究者が、再度来日して、日本人の研究者と交流する機会を作るものです。今回は、吉沢准教授がホストとなり、Dillip教授の1ヶ月の滞在と、その間の10つの研究機関の訪問と8回の講演会を企画しました。講演題目は「Dynamic Acts of Palladium(II) and Pyridine bases Self-assembled Coordination Compounds 」です。自己組織化の基本的な現象を丁寧に説明して下さいました。また、滞在中に当研究室の学生全員との研究ディスカッションを予定しています。my

 Dillip教授と一緒に

 Kari Rissanen 教授 講演会 (11月11日)

 


 Kari Rissanen教授(University of Jyvaskyla, Finland)の講演会を開催しました。今回は「Nano-sized Supramolecular Assemblies」という演題で、超分子化学の最近の3つのトピックスについて紹介して下さいました。半日の滞在でしたが楽しい話が出来ました。どうも有り難うございました。my

 Rissanen教授と一緒に

 資源研4研究室 合同懇親会 (11月06日)

 


 昨年に引き続き、資源研の有機金属系4研究室(田中研、小坂田・竹内研、小泉研、穐田・吉沢研)で合同バーベキューを行いました。今回の幹事は田中研で、バーベキューだけでなく、豚汁・焼芋などのサイドメニューも充実した用意した大変楽しい懇親会になりました。田中研の皆様、準備・運営などありがとうございました。次回の幹事は小坂田・竹内研の予定です。nk

 新名主 輝男 教授 講演会 (11月02日)

 


 九州大・先導研の新名主(しんみょうず)輝男教授を非常勤講師としてお招きして講演会を開催しました。講演題目は「電荷移動相互作用に基づく超分子集合体の構築と機能」です。ジイミド構造を含む環状分子とゲスト分子の電荷移動相互作用などについて、興味深い研究成果を紹介して下さいました。また、学生やスタッフ(合計11人)との個別ディスカッションの時間も作って頂き、沢山の質問やアドバイスを下さいました。どうも有り難うございました。my

 新名主教授 みんな一緒に 

 Pierre Braunstein 教授 講演会 (10月27日)

 


 フランス・ストラスブルグ大学のPierre Braunstein教授の講演会を開催しました。Braunstein教授は穐田教授の約20年前からの友人で、有機金属化学、特にクラスターの大先生です。今回は、「The Chemistry of Heterofunctional Ligands: from Homogeneous Catalysts to Clusters」という演題で、ヘテロキレート配位子を用いたニッケル錯体について、丁寧にご紹介下さいました。学生さんへの研究アドバイスも頂きました。my

 Braunstein 教授 みんな一緒に 

 研究室旅行 (10月24, 25日)

 


 10月24,25日にみんなで研究室旅行に行って来ました。今回は、すずかけ台キャンパスから貸切バスでスタートして、ワイナリーで試飲、ぶどう園でBBQ、忍野八海の観光、河口湖湖畔に宿泊、桔梗屋工場見学、甲州ほうとうの昼食、甲府でボーリングをして、帰って来ました。1日目は途中の雨で少し予定を変更しましたが、2日目は晴れて、のんびりとした楽しい旅行となりました。旅行係で企画と運営を担当してくれた出井君と殿谷君、どうも有り難う。my

 BBQ 忍野八海 夕食 河口湖湖畔 ボーリング

 似鳥君 & 李さん ISOP2010 ポスター賞 受賞 (10月20日)

 


 10月17日〜21日に日石横浜ホールで開催された 6th International Symposium on Organic Photochromism (ISOP2101)で似鳥広幸君(D2)と李慧芳さん(D2)がポスター賞を受賞しました。似鳥君は「Polypyridyl Metal Chromophores Bearing Diarylethene Unit: Photochromism, Luminescence, Nonlinear Optics」という発表題目で、フォトクロミズムを用いた金属錯体の発光性と2次の非線形光学特性の相補的なスイッチングについて発表しました。李さんは「Synthesis and Reactivity of Mononuclear Iron and Ruthenium Complexes with Dithienylethene Ligand」という発表題目で、ジアリールエテン配位子を有する鉄およびルテニウム錯体のフォトクロミック挙動と特異な電気化学的挙動について発表しました。本シンポジウムでは、ポスター件数58件中、最優秀賞1件、優秀賞4件が選出され、そのうち当研究室から上記の2人が優秀賞に選ばれました。hn

 ポスター発表 受賞式 賞状

 貴志君 錯体化学討論会 学生講演賞 受賞 (10月18日)

 


 9月27日-30日に大阪国際交流センターで開催された第60回錯体化学討論会において、貴志礼文君(M2)が、学生講演賞を受賞しました!本討論会では、口頭発表は各研究室3名以内、その中でも講演賞の応募は1名に限られます。今回は47件の応募から、貴志君を含む13名が学生講演賞に選ばれました。発表題目は「アントラセン環を有する金属架橋カプセルの構築と分子認識能」です。貴志君はこの研究を1から開発しました。当研究室からの本討論会での受賞は、2年前の田中君(当時D2)以来で2人目です。my

 賞状

 Veronique Guerchais 教授 講演会 (10月15日)

 


 フランス・レンヌ大学のVeronique Guerchais教授の講演会を開催しました。講演題目は「Multi-functional metal complexes for optics」で、ジアリールエテンを有する2,2'-ビピリジル金属錯体の合成と、フォトクロミズムを利用した発光および非線形光学特性のスイッチングなどについて紹介して下さいました。hn

 Guerchais教授 講演会後

 吉沢准教授 積水化学の研究助成 選出 (10月14日)

 


 吉沢道人准教授が、積水化学の第9回「自然に学ぶものづくり」研究助成プログラムに選ばれ、COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)に合わせて名古屋で授与式がありました。今回は、全国の113研究機関から334件の応募中、工学・理学・農学・医学・芸術・情報などの広い研究分野から16件が選出されました。どうも有り難うございました。

 村田さん レンヌ便り (10月10日)

 


(フランス・レンヌ大学に留学中の村田 慧さんからの近況報告)レンヌに到着してちょうど1ヶ月が経ち、だいぶ生活にも馴染んできました。朝晩は一ケタ台まで下がる寒さですが、日中は比較的過ごしやすい日が続いています。こちらの研究室の様子ですが、学生数に対してスタッフの数が圧倒的に多いです。実験室はなく、居室で黙々とパソコンに向かって作業をしています。研究時間は8時半から18時くらいです。また、ランチタイム以外に1日3回コーヒーブレイクがあり、この時間だけはメンバー全員が集まってコーヒーやお茶を飲みます。ケミストリーの話からちょっとした笑い話まで、普段他の部屋の人と顔を合わせる機会が少ない分、この時間に活発な情報交換を図っている感じがします。私自身は、さっそくターゲットであるRu-Pd錯体の基底・励起状態の計算を行っています。週末には、寮の友人と一緒にご飯を食べたり、他の日本人の学生とレストランに行ったりしています。研究室も寮もとても国際色豊かなので、各国の色々なお話を伺えてとても楽しいです。

  Halet先生とKarine先生と夕食

 すずかけスポーツ大会 卓球の部 優勝 (10月4日)

 


 本学のすずかけスポーツ大会卓球の部で優勝しました。今回は選抜メンバー、安祐輔君(キャプテン,M2)・氏原鉄平君(M2)・飯島貴之君(M2)・浅田佳奈子さん(M2)・西田一博君(M1)・出井秀和君(M1)で試合に臨みました。初戦はロケットに5-0、二回戦はVCSEに3-2、準決勝戦は風の谷で何した!?に3-2で勝ち進みました。決勝戦では、昨年優勝したiN LAB(彌田研)に対して、安・西田(ダブルス)が2-0、安(シングルス)が2-0で相手の中国人エースを撃破して、続く浅田・出井(ミックスダブルス)も2-1で接戦を制して、飯島が1-2、氏原が2-1で勝利を納めました。予選では、代打の石塚さんも活躍しました。私達の研究室始って以来、初めての優勝です!hi&my

 試合前 選抜メンバー 祝優勝

 浅田さん 関東支部大会 学生講演賞 受賞 (10月4日)

 


 浅田佳奈子さん(M2)が、8月30,31日に筑波大学で行われた日本化学会第4回関東支部大会で、学生講演賞を受賞しました。発表題目は、「PNNP配位子を有する二核ロジウム錯体を触媒としたエポキシドの開環異性化反応」で、金属間結合を待たない2核錯体を使ったユニークな触媒反応について発表しました。関東支部大会での学生講演賞(審査対象の3割以内)は、当研究室では浅田さんが第一号です。おめでとう! my

 浅田さんと賞状

 Guido Clever 先生 講演会 (9月22日)

 


 Gottingen大学(ドイツ)のGuido Clever先生の講演会を開催しました。講演題目は「Functional guests inside a new coordination cage based on a norbornene framework」で、ジアニオンゲストを特異的に認識するかご型錯体について紹介して下さいました。Clever先生は、東大理学部の塩谷研究室で博士研究員と助教を務めた後、今年の5月からGottingen大学で独立研究室を運営している若手の研究者です。学生との懇親会にも参加して下さいました。有り難うございました。my

 Clever先生と一緒に

 飯島君 基礎有機化学討論会 ポスター賞 受賞 (9月11日)

 


 飯島貴之君(M2)が、名古屋大学で行われた第21回基礎有機化学討論会で、ポスター賞を受賞しました。ポスター題目は「メタピリジレンで連結したアントラセンオリゴマーの合成と性質」です。アントラセンとピリジンからなるテープ状分子の動的構造変化について、最新のデータを熱く発表しました。この討論会での当研究室からのポスター賞は、飯島君が第一号になります。ポスター賞は、182人の候補者から18人が選出されました。my

 受賞式 飯島君と後藤君

 村田さん フランス留学 壮行会 (9月7日)

 


 村田 慧さん(D1)が、来週からフランス・レンヌ第一大学のJean-Francois Halet教授の研究室に短期留学することになり、壮行会を行いました。学生からスカーフと自炊用品がプレゼントされました。村田さんはHalet研究室で約6ヶ月、金属錯体の計算化学の勉強をして来ます。当研究室からレンヌ大学への留学は、これで3人目です。my

 プレゼント

 田中博士らの研究 Eur. J. Inorg. Chem.でハイライト (9月6日)

 


 田中裕也博士・小池隆司助教・穐田宗隆教授の研究論文が、「Cobalt-Controlled Communication: Fine Performance Tuning of an Organometallic Molecular Wire by Added Dicobalt Fragments」という題目で、Eur. J. Inorg. Chem.でハイライトされました。有機金属分子ワイヤーに関する研究で、ナノワイヤーの電気抵抗を可逆的なコバルト錯体の付加と脱離により、自在に制御するシステムを開発しました。my

 記事

 研究室のOB・OG 来訪 (8月21日)

 


 今年と去年の卒業生が一緒に研究室に遊びに来てくれました。去年の卒業生は、耐震工事できれいになった資源研と新しくなったすずかけ門を初めて見て、驚いていました。卒業生の見た目はあまり変わりませんが、中身はきちんと社会人になっていました。my

 飲み会

 李さん 構造有機化学若手の会 ポスター賞 受賞 (8月8日)

 


 李稚鴎さん(D2)が、8月6〜8日に京都(ホテル本能寺)で行われた第42回構造有機化学若手の会 夏の学校で、ポスター賞を受賞しました。当研究室からは2回目の参加で、昨年に続いての受賞です。ポスター題目は「アントラセン環を有する金属架橋カプセル:分光学的性質」です。受賞者10名でした(ポスター発表114件)。my

 ポスター賞 ポスター発表

 稲垣助教 東工大挑戦的研究賞 受賞 (7月30日)

 


 稲垣昭子助教が、東工大挑戦的研究賞(第9回目)を受賞しました。この賞は,本学の若手教員の挑戦的研究の奨励を目的として,世界最先端の研究推進,未踏分野の開拓,萌芽的研究の革新的展開又は解決が困難とされている重要課題の追及等に果敢に挑戦している独創性豊かな新進気鋭の研究者を表彰するものです。

 お中元 (7月29日)

 


 卒業生の方々から沢山のお中元が届きました。とても新鮮な果物から、お菓子、ビール、野菜ジュースなど、研究室のみんなで美味しくいただきました。お心遣いどうも有難うございました。猛暑に負けず、今年の夏もみんな頑張っています。ho

 パイナップル

 瀧口君 すずかけスポーツ大会 テニスの部 優勝 (7月27日)

 


 瀧口修平君(M1)が、本学のすずかけスポーツ大会のテニスの部で、常連の強豪チームを破って、初優勝しました。おめでとう。応援に行けずに済みません。my

 試合後

 第24回 有機金属化学国際会議 および プレシンポジウム (香港・台北)(7月18-23日)

 


 7月18-23日の6日間、標記国際会議が台湾・台北市の台北国際会議場で開催され、研究室からは穐田教授・村井博士・安君の3名が出席しました。主催者は、Jwu-Ting Chen教授(国立台湾大学)とYun Chi教授(国立清華大学)でした。ノーベル賞受賞者のSchrock教授、東工大の鈴木寛治教授をはじめとする6件の基調講演に加えて一般講演(114件)、ポスター発表(379件)の発表があり、総参加者数749名の、盛りだくさんで、盛大な会議でした。外は暑かったですが、日本に戻ってくると、日本の方が暑く感じました。また連日の中華料理は日本人の胃には若干ヘビーに感じられました。

 本会議に先だって、香港(7月16、17日・Zouwei Xie教授主催(香港文理大学))と台北(7月18日・王瑜教授主催(国立台湾大学))で二つのプレシンポジウムが開催され、両プレシンポジウムで穐田教授が講演をしました。穐田教授は、香港では、6月から田中裕也君が博士研究員として研究している香港大学のVivian W. W. Yam教授の研究室を訪ね、講演してきました。田中君は元気にしていましたし、Yam教授から大変期待されているようでした。Yam教授は、金属錯体の発光を中心に研究を行われており、小柄ながら大変活発な先生で、最年少で中国科学院のメンバーになった女性だそうです。田中君が新しい展開を迎えて、大活躍されることが期待されます。香港はビルが林立する人工的な不思議な世界でした。ma

香港
 講演(香港大学)プレシンポジウム田中君とVictoria Peakで・Yam教授@台北(泥で刳るんで焼いた鳥を割る+穐田)・潮州料理(カニ)・香港のビル群

台北
 プレシンポジウム 講演タイトル講演参加者宮浦先生
 シンポジウム 主催者(Chen先生(左)+Chi先生(右))・Schrock教授(講演講演会場)・鈴木先生・ポスター(村井)・Chi/鈴木先生と座長もしました(この時だけネクタイ姿)・おまけ(中島さん) 
 台北101(85階レストランから暑い)・Chen先生と・Melissa(Paul Lowさんのお嬢さん・半年前Durhamを訪ねた時は赤ん坊でした)・Chi/Braunstein/Chi先生の奥さん

 たくさんの人に会いました 似鳥君を指導してくれたLe Bozecさん/右は同じ研究室のGuerchaisさん(10月来訪予定)・4月に来訪したSabo-Etiennneさん/右はご主人のEtienneさん(Tp chemist;2004年以来の知りあいです)

 シンポジウムの写真はこちら


 専攻の野球大会 (7月15日)

 


 専攻の野球大会(環境杯)が行われました。当研究室は初の3連覇を目指して、全員で試合に臨みましたが、2勝1敗1分でリーグ戦を突破できませんでした。1試合目は小雨の中、最終回の2アウトから奇跡的に4点を取り、逆転サヨナラで勝ちしました。2試合目は炎天下、最強打線の相手に最終回までリードしていましたが、最後に6点を取られて引き分け。3試合目は、相手の好守で得点できず、ゲームセットとなりました。お盆明けに行われた4試合目は、後藤君のホームランなどで快勝しました。
 来年の環境杯では、貴志君・後藤君・出井君・萩原君の更なる活躍に期待しています。リーグ戦を突破して、横浜スタジアムに行こう!my

 5月27日 6x - 5 vs. 馬場・本倉研
 7月08日 8 - 8 vs. 小坂田・竹内研
 7月15日 0 - 5 vs. 渡辺研
 8月17日 19 - 0 vs. 吉田研

 1番 2番 3番 4番 6番(MVP) 初戦後 2戦後 3戦後 4戦後 応援1 応援2

 Victor Maurizot 博士 ミニ講演会 (6月21日)

 


 フランス ボルドー大学のVictor Maurizot博士を招待してミニ講演会を開催しました。Victor博士は5年前にJSPSの研究員として、吉沢准教授と同じ研究室に所属していました。今回、超分子化学の国際会議に参加するため来日して、当研究室にも寄って下さいました。学生との研究討論とミニ講演会「Aromatic Foldamers」を行いました。my  

 吉沢准教授の祝賀会 & 田中博士の送別会 (5月29日)

 


 吉沢道人准教授の若手科学者賞の祝賀会と田中裕也博士の香港留学の送別会を兼ねて、最近の卒業生を交えた大バーベキューを開催しました。藤井・酒井研の大型BBQセットをお借りして、みんなで楽しく肉や野菜を沢山食べることが出来ました。雨のため途中から室内に移動して、夜までにぎやかな宴会となりました。記念品として、吉沢准教授にはボールがよく飛ぶ?バット、田中博士にはフォトフレームがプレゼントされました。卒業生からお酒やお肉、お菓子などを頂き、みんなでご馳走になりました。最後に、今回はレク係の瀧口君が中心となり準備や片付けを担当してくれました。どうも有り難う。my

 BBQ1 BBQ2 記念品  

 5月31日20時:私達の研究室を6年間支えてくれた田中裕也博士が、研究室を旅立ちました。今までどうも有り難うございました。これからの活躍を研究室一同、心から応援しています!

 ラスト 出発!  

 鈴木・高尾研と野球の交流戦 (4月30日)

 


 大岡山キャンパスの鈴木・高尾研と野球の交流戦と懇親会を行いました。雨上がりの晴天の下、試合は互いに点を取り合う接戦となり、9−9の引き分けで終わりました。大きな期待と少し不安の残る試合でした。これからみんなで練習して、間もなく始まる専攻野球に備えましょう。鈴木・高尾研のスタッフを代表して、大石先生が参加してくれました!初幹事の瀧口君、的確な企画と運営をどうも有り難う。my

 新人 女子 全員  

 PS. 吉沢准教授の誕生日会を26日に行い、みんなでケーキを食べました。36歳の年男(寅)です。

 吉本 惣一郎 先生 講演会 (4月23日)

 


 吉本 惣一郎 先生(熊本大学先導機構)の招待講演会を開催しました。講演題目は「2次元分子組織化膜の作製と電気化学STMによるナノレベル評価」で、ポルフィリンやフタロシアニンなどの機能性分子を金表面に配置して、その2次元構造を正確に観測する研究について、丁寧に紹介して下さいました。

 吉本先生と一緒に  

 S. Sabo-Etienne 先生 講演会 (4月21日)

 


 Sylviane Sabo-Etienne 先生(Toulouse, CNRS)の招待講演会を開催しました。講演題目は「Interplay between Dihydrogen, Boranes and Ruthenium Hydrides. Unusual Bonding Modes and Catalytic Applications」で、シンプルなルテニウムヒドリド錯体上での特異な相互作用や興味深い反応について、分かり易く紹介して下さいました。

 Sabo-Etienne先生
 

 田中博士らの論文 Chem. Eur. J.誌の表紙に選出 (4月16日)

 


 田中裕也博士らの論文が、Chem. Eur. J.誌 (16/2010)の表紙に選出されました。分子ワイヤーのスイッチングに関する論文で、電気(雷神様)と光(観音様)の外部刺激により、分子ワイヤーの電子伝達能のON-OFFを制御することに成功しました。
  hana01 

 吉沢准教授 文部科学大臣表彰 若手科学者賞 受賞 (4月13日)

 


 吉沢道人准教授が、平成22年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました。受賞の研究題目は「自己組織化を利用した有限分子集積体の研究」です。賞状と銀メダルが授与されました。

 新年度スタート (4月6日)

 


 4月5日に本学大学院の入学式があり、私達の研究室にも新人さんが入ってきました。4月6日には本専攻の新入生歓迎会がありましたが、今回は一発芸は無く、大人しく自己紹介だけ行いました。今年度は以下の10人の新メンバーが加わり、総勢30人が協力して、面白い研究をしていきたいと思います。nk

学振研究員 村井征史さん(京都大)
M1 石塚広美さん(東京学芸大)・出井秀和君(群馬大)・後藤 司君(東京理科大)・
   近藤圭君(小山高専専攻科)・殿谷大輔君(東京理科大)・西田一博君(本学化学工学科)
B4 荒木瑞揮君(東京理科大)・左近司充洋君(東京理科大)
秘書 大友仁美さん

 全体写真 食堂 

 お花見 (4月1日)

 


 新しいメンバーと一緒に、恒例のお花見に出掛けました。運良く、寒い日と雨風の日の間に訪れた暖かい日が、研究室のお花見日と一致しました。満開直前のきれいな桜の花をみんなで堪能することが出来ました。研究室の新年度スタートは6日ですが、一足早く新メンバー全員の元気な姿が見られました。my

 出発 (&新R1棟) 桜1 桜2 桜3 桜4 桜5 桜6 桜7

 P.S. R1棟の耐震工事は無事に終了して、ピカピカの研究所になりました!

 卒業生 追い出しコンパ (3月19日)

 


 町田で卒業生の追い出しコンパを行いました。今年度は6人の学生が卒業します。卒業生には在校生から「手作りのアルバム」と「新生活に向けてのあやしいプレゼント」が送られました。 大学に残る人、社会に出る人、海外に行く人もいますが、これからも健康に気をつけて頑張って下さい。皆さんの飛躍を期待しています。秘書の養父さんには1年間、大変お世話になりました。nk

 卒業生たち アルバム お礼 入社式前夜

 田所研と交流会 (2月26日)

 

 

 


 東京理科大の田所研究室と交流会を行いました。当初、ソフトボールの試合をする予定でしたが、雨のため、みんなでボーリングをしました。今回は、田所研の佐藤遼君(ボーリング優勝)と当研究室の浅田佳奈子さんが幹事を務めてくれて、大変楽しい会になりました。どうも有難う。次回は是非、ソフトボールの試合をしたいと思います。my

 修士論文発表会 & 穐田教授誕生会 & バレンタイン (2月13日)

 

 

 


 2月13日に当研究室の修士論文発表があり、4人の学生が素晴らしい発表をしました。M2学生の皆さん、お疲れ様でした。その日は、研究室内での打ち上げをしました。また同時に、2週間遅れですが穐田教授の53歳の誕生日のお祝いをしました。M1の女子学生から男性陣へ個別にバレンタインチョコのプレゼントもありました。

 2月16日には、専攻での慰労会がありました。日頃の感謝を込めて、M2学生から先生方への花束の贈呈が行われました。また、専攻野球の表彰式も行われ、当研究室に優勝カップと賞状が授与されました。nk

 誕生日 賞状とカップ M2

 小池助教 有機合成化学協会 研究企画賞 受賞 (2月3日)

 

 


 小池隆司助教が、有機合成化学協会の研究企画賞(三菱化学)を受賞しました! 研究課題は「分子光触媒のphotoredox特性を活かした可視光駆動型触媒的分子変換反応の開発」です。可視光を駆動力とした新しい触媒系の開発に挑戦します。

 
 ホームページのリニューアル (1月8日)

 

 

 


 1999年5月2日に穐田教授の手作りで作成された当研究室のHPは、改訂を行いながら昨日まで、私達の研究活動を伝えて来ました。作成した当時、HPを持つ研究室は少なく、その中でも穐田教授のこだわりで、私達のHPは手の込んだ立派なものでした。最近、研究テーマが大きく発展し、研究室のメンバーや配置・装置も変わりましたので、今回、よりスマートなHPを目指して、当研究室のHPをリニューアルしました。これからは新しいHPで私達の活動を紹介して行きたいと思います。今後も宜しくお願い致します。my

 改訂前 2008年3月版

 田中君博論お疲れ会 & Annaさん送別会 & 似鳥君壮行会 (1月6日)

 

 

 


 田中裕也君(D3)の博士論文発表審査会が行われ、その夜に研究室で博論お疲れ会を行いました。これと同時に、1月中旬に帰国するAnnaさん(JSPS特別研究員)の送別会と、フランス・レンヌ大学に留学予定の似鳥広幸君(D1)の壮行会も行いました。Annaさんには日本土産が、似鳥君にはフランスで人気者になるためのプレゼントが送られました。nk

 田中君 Annaさん 似鳥君