原特任助教のページ

プロフィール

     
  • 生き物は、多様なストレスや環境変化に適応して酸化還元(レドックス)状態を維持していく必要があります。このレドックス状態の維持には、チオレドキシンという小さなタンパク質が重要な働きをしていることが分かっています。チオレドキシンは様々な標的タンパク質をレドックス制御することで、レドックスネットワークを形成しているのです。私は学生時代から久堀研究室で、チオレドキシンによるレドックス制御を生化学的に調べてきました。チオレドキシンを中心としたレドックスネットワークの分子メカニズムを明らかにしたいと思っています。また現在は、DNAを利用して、タンパク質のレドックス状態を見分ける手法の開発もしています。
  • 研究に関わるキーワードは、レドックス制御、チオレドキシン、タンパク質間相互作用など。
  • 経歴
    2005年3月 東京工業大学 生命理工学部 卒業
    2007年3月 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 物質電子化学専攻 博士前期課程 修了
    2011年3月 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 物質電子化学専攻 博士後期課程 修了 (博士(理学))
    2008年4月-2010年3月 日本学術振興会 特別研究員DC2
    2011年4月-2011年7月 東京工業大学 特別研究員
    2011年8月-2011年12月 東京工業大学 資源化学研究所 資源循環研究施設 特任助教
    2012年1月-2012年3月 東京工業大学 プロダクティブリーダー養成機構 特別研究員
    2012年4月-2015年4月 東京工業大学 資源化学研究所 資源循環研究施設 特任助教
    2015年5月-現在 東京工業大学 大学院生命理工学研究科 分子生命科学専攻 一瀬研究室  助教

     

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