東京工業大学
科学技術創成研究院
化学生命科学研究所
物質理工学院
応用化学系
(応用化学コース)

A_lab_MY2

2024年 の ニュース

  卒業生から お中元 (7月13日)

 


 今年も研究室の卒業生から色々なお中元を頂き、どうも有難うございます。2005年度や2014年度の卒業生からも継続して頂いており、心から感謝致します。和・洋の焼菓子、トマト!、カヌレ!、ジュースなど、みんなで美味しく頂きました。暑い日が続いていますが、研究室メンバー全員、それぞれの目標に向けて頑張っています。

 ジュース トマト&カヌレ 

  岸田博士らの論文 Chem. Sci. 誌に掲載 (7月5日)

 


 岸田夏月博士(3月卒)と笹渕君らの研究論文「Helicity Control of a Polyaromatic Coordination Capsule through Stereoselective CH-π Interactions」が、英国王立化学会の注目雑誌 Chemical Science に掲載されました! 芳香環カプセルによる単糖誘導体の微小なアキシャル/エクアトリアル配座の識別を達成しました。また、当研究室で初めて、CD検出によるカプセルのラセン制御に成功しました。

 オープンアクセス 

  化生研 卓球大会 途中経過 (7月4日)

 


 化学生命科学研究所の卓球大会は全予選リーグ戦が終了しました。また、決勝トーナメント戦がスタートし、準決勝の1試合目(7/2)は吉沢・澤田研Bチームが負け、2試合目(7/4)は吉沢・澤田研Aチームが勝ち!となりました。今後、3位決定戦と決勝戦が行われます。応援を宜しくお願いします。
 (追記:最終結果)3位決定戦(7/9)と決勝戦(7/12)が行われ、Bチームが3位、Aチームが準優勝となりました。Aチームの決勝戦では、澤田准教授-互井孔貴君(M2)ペアが見事に勝ち、保母竜太君(M1)と Catti助教-日野栞さん(M2)ペアも強敵相手に頑張りました!

予選リーグ戦 通過
 Aリーグ:山口・黒木研 Aチーム  Bリーグ:吉沢・澤田研 Aチーム
 Cリーグ:吉沢・澤田研 Bチーム  Dリーグ:福島・庄子研 Aチーム

決勝トーナメント戦 
 準決勝 吉沢・澤田研 Bチーム ×1-2 vs. 福島・庄子研 Aチーム 試合後
 準決勝 吉沢・澤田研 Aチーム ○2-1 vs. 山口・黒木研 Aチーム 試合後
 
 3位決定 吉沢・澤田研 Bチーム ○2-1 vs. 山口・黒木研 Aチーム
 決勝戦  吉沢・澤田研 Aチーム ×1-2 vs. 福島・庄子研 Aチーム 試合後

  橋本君 Tokyo Tech SPRING 採用 (6月12日)

 


 橋本義久君(D1)が、本学の新しい博士フェローシップ “総合知と癒しの次世代フロントランナー育成プログラム(SPRING)” に採用されました。研究題目は「水中でのキラル超分子空間の新構築法と識別機能の開発」で、今年度から3年間の支援が受けられます。更なる活躍を期待しています。

 Tokyo Tech SPRING 橋本君ページ

  吉沢教授 Org. Chem. Front. 誌 編集委員 (6月5日)

 


 吉沢教授が、Organic Chemistry Frontiers 誌の編集委員(Associate Editor)に就任にしました(今月から)。英国王立化学会(RSC)の比較的新しい有機化学系の国際雑誌(IF = 5.4)で、今年でちょうど10周年になります。他の委員には、ペリレンビスイミド研究で著名な Frank Wurthner 教授(ドイツ)などが含まれます。

 追記(6/6):Angewandte Chemie 誌(Wiley-VCH)から吉沢教授宛に 100回目!の論文審査のお礼状が届きました。

 編集委員 お礼状(抜粋)

  笹渕君・加井さん ホストゲスト超分子化学シンポ ポスター賞 (6月2日)

 


 第21回ホスト-ゲスト・超分子化学シンポジウム(京大 吉田キャンパス)で、笹渕 颯君(M2)が RSCポスター賞(Chemical Science Prize)を受賞しました!研究題目は「らせん芳香環カプセル:蛍光性色素の内包による円偏光発光誘起」です。また、加井うららさん(M2)が 優秀ポスター賞 を受賞しました。題目は「芳香環カプセルによるパーフルオロ芳香族/脂肪族分子の高選択的識別」です。当研究室で Chemical Science Prize(1番の賞)の受賞は2回目です(1回目は第19回の片桐由理さん)。

 笹渕君 加井さん 参加者

  化生研 卓球大会 開幕 (5月31日)

 


 化学生命科学研究所では今年度、野球大会に加えて卓球大会を開催(幹事:吉沢澤田研)することになりました。合計12つの研究室チームが参加し、シングルス・ミックスダブルス・教職員ダブルスの3試合で勝敗を決定します(試合は昼休みor夕方のみ)。3チームの予選リーグ戦後、決勝トーナメントがあります。本日の初戦で 吉沢・澤田研Bチームは2勝を挙げ、決勝トーナメント進出を決めました! シングルスでは安田朋弘君(M2)と亀山優斗君(M1)、ミックスダブルスでは照岡大岳君(M2)と飯川日向子さん(B4)、教職員ダブルスでは田中裕也助教が活躍しました。翌週(6/3,7)、Aチームの試合(予選Bリーグ)も行われ、決勝トーナメント進出を決めました!

試合結果(予選Cリーグ)@G4棟1F卓球場:
吉沢・澤田研B ○2-1 vs. 福島・庄子研B, ○3-0 vs. 田中・吉田研A 試合中

試合結果(予選Bリーグ)@G4棟1F卓球場:
吉沢・澤田研A ○2-1 vs. 西山・三浦研A, ○2-1 vs. 山口・黒木研B 試合中1, 2

 先日(5/29)、山梨のさくらんぼが研究室に届き、美味しく頂きました。さくらんぼ

  カッティ助教・遠藤君らの成果 "研究最前線" に掲載 (5月22日)

 


 カッティ助教と遠藤君らの最新の研究成果「アルキルと芳香環のハイブリッドミセル −傘型両親媒性分子の新設計と新機能−」が、本学HPの "研究最前線" の欄に掲載されました。新しい「傘型」両親媒性分子の誕生のミニ歴史も紹介されています。

 研究最前線 Latest Research News 遠藤君とカッティ助教(左端と右端)

  論文の被引用数 12,000回 以上 (5月21日)

 


 研究室の学術論文(吉沢教授関連, 英文のみ)の被引用数(citation)の合計が最近、12,000 回(Web of Science による)を越えました(Google Scholarでは 約14,000回)。最高の被引用数は 2009年の Angew. Chem. Int. Ed. 誌の総説(1613 回)です。最近の原著では、最初の分子カプセル(貴志礼文博士の修士論文成果)がトップです。

 M. Yoshizawa et al., Chem. Soc. Rev., 2014    278 回(総説)
 N. Kishi et al., J. Am. Chem. Soc., 2011      258 回 解説
 M. Yamashina et al., J. Am. Chem. Soc., 2015  162 回
 M. Yamashina et al., Nature Commun., 2014   162 回 解説
 N. Kishi et al., J. Am. Chem. Soc., 2013     156 回
 L. Catti et al., Acc. Chem. Res., 2019      149 回(総説)
 N. Kishi et al., Angew. Chem. Int. Ed., 2014   140 回

 澤田准教授の被引用数トップは、2009年の Nature Chem. 誌の論文(190回)です。

  すずかけサイエンスデイ 研究室公開 (5月11,12日)

 


 すずかけ台キャンパスで開催された2日間の「すずかけサイエンスディ」で、一般向けの研究室公開を行いました。良い天気の中、多くの家族や中学・高校生、大人などが見学に来て下さいました。ロレンツォカッティ助教を中心に準備して、私たちが現在研究中の「光るミセル」と「ペプチドのケージ」について、学生メンバーが実物の溶液や分子模型、PCグラフィックなどを使いながら、丁寧に説明しました。吉沢教授の本学修士時の同級生も高校生の娘さんと見学に来てくれました(同級生(1 2 3 4)と吉沢教授(1 2 3)の修論関係の論文)。  

 研究室公開中

  芳香環ミセルの紹介記事 化学と工業 に掲載 (5月1日)

 


 日本化学会の月刊誌「化学と工業」の特集「超分子化学の新時代:複合化・階層制御への挑戦 」に、私達の研究の紹介記事「芳香環ミセル:水中で使える便利な超分子ツール」(執筆:吉沢教授)が掲載されました。超分子化学の魅力や最新の研究成果(2023-2024年)を図入りで紹介しています。

 紹介記事

  新メンバー歓迎 バーベキュー (4月26日)

 


 新メンバー歓迎のバーベキューを研究所の横で行いました。ちょうど良い天候の中、レク係の加井うららさん(M2)中心に上級生が協力して準備(& 片付け)を行い、美味しい肉や野菜、焼きそばなどを食べながら、みんなで楽しい新歓となりました。今回、3階の藤井正明教授から頂きました巨大バーベキューセットが大活躍しました。
 この日の午前中に、新人の「研究プロポーザル会」を行い、それぞれのメンバーが新しい研究テーマの背景や目的、戦略、計画、夢などをユーモアあり(or なし)で分かり易く発表しました。また、吉沢道人教授の誕生日(本日 50歳!)のお祝いに、花束と誕生年のワイン(&名前入り)をプレゼントしました。

 バーベキュー中  プレゼント

  Galia Maayan先生 講演会 (4月18日)

 


 Technion(イスラエル工科大)よりGalia Maayan先生をご招待して、講演会「Bio-inspired Electrocatalysts for Water Splitting」を開催(澤田准教授 担当)しました。学生およびスタッフと個別ディスカッションも行い、研究交流しました。二週間の滞在中に訪問する3つの研究室の一つに私たちを選んで下さいました。今回が初来日で(家族と)、日本の街・文化・食、そして研究を楽しんで頂けているようでした。

 講演会後

  遠藤君とカッティ助教らの論文 Angew. Chem. 誌に掲載 (4月16日)

 


 遠藤匡哉君(M2, 先月卒業)とロレンツォ カッティ助教らの研究論文「Umbrella-shaped Amphiphiles: Internal Alkylation of an Aromatic Micelle and Its Impact on Cavity Features」が、Angew. Chem. 誌に掲載されました! 遠藤君の修士2年間の研究成果で、既存のアルキルミセルと我々の芳香環ミセルを融合させた、新規なハイブリッドミセルを開発しました。環状分子(CPP)の特異な擬ロタキサン型内包では、土戸良高先生(東京理科大)にご協力頂きました。

 リンク

  田中助教 明治大学で非常勤講師 (4月10日)

 


 田中裕也助教が非常勤講師として、明治大学 理工学部 応用化学科(生田キャンパス)での講義「基礎化学1」を開始しました。フレッシュな学部1年生(約60名)を対象として、初回は身近な現象から最先端の研究まで、高校と大学の化学の橋渡しとなる内容を紹介しました。受講生から、大学で化学を学ぶことに対してやる気に満ちた感想を沢山頂きました。春学期に14回の講義を担当します。

 初回

  新メンバー & 新学期スタート (4月1日)

 


 新学期の研究活動をスタートしました。午前中に在校生のミーティングと席替え、午後から新メンバーも加わり、全体でキックオフミーティングを行いました。その後、キャンパスツアーと簡単な新入生の歓迎会(本番は4/26)を行いました。スポーツと同様に、研究活動も「心・技・体」が重要です。様々な合成や解析の技術・知識(=技)の習得と共に、強い心と体を目指して、一緒に頑張りましょう。

新メンバー:北浦君(京大)・金田さん(理科大)・亀山君(芝浦工業大)・久保田君(中央大)・齋藤さん(新潟大)・新村君(理科大)・飯川さん(東工大)・木藤君(理科大)・藤瀬君(中央大)・倭君(東工大)

 キャンパスツアー

 追記(4/4 午後):大学院(応用化学コース)の新入生オリエンテーションをオンラインで開催しました。全体での開催は5年振りで、約170人の新M1と約25人の新D1が参加しました。今年度のコース主任の吉沢教授が準備や司会などを主担当しました。

  学位授与式 (3月26日)

 


 本日、学部・大学院の学位授与式(卒業式)が大岡山キャンパスで行われました。博士課程修了の岸田夏月さんと角田瑠輝君は、卒業式の壇上で益学長から博士学位記(工学)を授与されました。当研究室からの博士卒は、鈴木 輝博士・矢崎晃平博士・山科雅裕博士(3名同時, H28年3月)以来です。また、修士課程5名(1名進学)と学士課程2名(2名進学)も卒業式に出席しました。卒業 おめでとうございます!

 卒業式 1 2

  春季年会 研究成果発表 25件 (3月18-21日)

 


 日本化学会の第104回 春季年会が3月18-21日に日大(船橋キャンパス)で開催され、研究室メンバーの25名が最新の研究成果を口頭発表(発表時間:7 or 15分, 質疑応答時間:2 or 4分)しました。発表件数は、穐田・吉沢研時を含めて過去最多で、各メンバーが今年度に得られた興味深い研究成果を分かり易く説明しました。

 今回の年会では、中学3年生(早稲田中)の単著の口頭発表もあり、日本化学会会長の菅 裕明教授と座長(吉沢教授)の質問にも、明確に回答してしました。

  卒業生 送別会 (3月12日)

 


 2名の博士学生および5名の修士学生(内1名は進学)の送別会を学内(R1棟)で行いました。後輩から卒業生へ、感謝の言葉と色紙、立派な記念品をプレゼントしました(大友秘書から絵のプレゼントも)。また、卒業生からの教員や後輩への色々なメッセージもありました。研究室のほぼ全員が集まり、楽しい送別会となりました。卒業生の今後の大活躍も楽しみにしています。卒業式(学位記授与式)は3月26日午後に大岡山キャンパスで行われます。今回の送別会はレク係の加井さんと佐柄君(共にM1)が企画・準備してくれました。

 卒業記念品 全員集合

  遠山君 アジア錯体化学会議 Best Poster Award (2月22日)

 


 遠山和希君(D1)が、タイのバンコクで開催(2月19-22日)された The 9th Asian Conference of Coordination Chemistry(ACCC9)で「A Redox-Responsive Multi-Ferrocene Capsule and Its Encapsulation-Induced CT Interactions」についてポスター発表し、Best Poster Awardを受賞しました!

 遠山君 ACCC9

 追記:修士と学部の卒業論文発表会後の2月20日夕方から、南町田のお洒落な店(貸切)で お疲れ様会 を行いました。

  田中さん 東京高専 研究発表会 優秀賞 (2月5日)

 


 田中莉子さん(専攻科2年)が、東京工業高等専門学校(東京高専)の特別研究発表会で「イミド基を有するπ共役分子の新規機能開拓」について発表して、東京高専技術懇談会から優秀賞を受賞しました! 田中さんはインターンシップ学生(井手研究室より)として、私達の研究室と共同研究を開始し、その後も継続して研究を行いました。

  澤田准教授 誕生日のプレゼント (1月17日)

 


 澤田知久准教授の誕生日をお祝いして、澤田グループのメンバーから花束と日本酒をプレゼントしました。澤田准教授は今年度、物質理工学院の教育委員(主)や研究所の忘年会係などを担当しました。着任2年目でグループメンバーは8人になりました!

 プレゼント

  研究プロジェクト(研究体験講義) (1月10日)

 


 本学 物質理工学院応用化学系の学部3年生が私達の研究室を訪問し、半日間、研究を体験しました。これは、すずかけ台キャンパスの複数の研究室で、実際の研究活動を体験する「4Q 研究プロジェクト」と呼ばれる講義です。12月6日と本日で計12名が、研究室メンバー(リーダー:保母竜太君と村田裕常君)の指導のもと、当研究室オリジナルの「芳香族ミセル」を使った水中での色素分子の内包実験を行い、全員が成功しました。

 実験中

  最近の研究 月刊「化学」で紹介 (1月5日)

 


 澤田知久准教授らの最近の研究成果が、月刊「化学」の解説「人工的につくりだしたペプチドの立体ジッパー ―金属の自己組織化によって面と面で密に噛み合う構造を実現」で紹介されました。 リンク

 

 
 
Copyright(C) Yoshizawa & Sawada Laboratory. All rights reserved.